耳鼻科

その鼻は、耳の病気を引き起こしているかもしれません。
猫は犬と違って、子猫の時にかかった“猫の風邪”と言われる病気で、時々くしゃみをしたり、鼻が出たりする子がいますが、人のように鼻から耳に感染が行ってしまい、中耳炎を起こしている場合があることが判ってきました。耳から茶色いものが出ている場合は、耳の中が赤くもなく、痒がったりしていなくても外耳炎であるケースがほとんどです。また、耳ダニが過去に見つかった猫の場合、耳ダニがまだ生き残っていたり、その死骸が鼓膜に大量に溜まっている症例もたくさん診察してきました。耳に茶色いものが付いていたり、耳が臭いなどの症状がある時は、ぜひ早めにご来院ください。
普通の行動だと思っていることが、耳の病気が原因であることも多いのです。

猫の耳の治療は、
人間とは違う難しさがあります。
猫の耳が人間の耳と大きく違うのは実は、耳の穴が深くて長く、途中で折れ曲がっていること。そのため、これまでの一般的な検査器具では耳の奥や鼓膜の状態は確認することができませんでした。耳の奥の正確な診断ができなければ、効果的な治療も望めません。 ペットの未来クリニックでは、猫の耳の奥の奥までしっかりと映し出して治療ができる耳内視鏡(ビデオオトスコープ)をいち早く導入。これまで多くの治療にあたり、耳の症状がおさまって元気になるネコちゃんをたくさん見てきました。 ネコちゃんが、顔や耳元を頻繁にかいていることはありませんか。もしかしたら、それは耳の病気のサインかもしれません。外から見てきれいな耳も、内視鏡で見ると大変な状況になっていることもあります。気になる時は、ぜひお早めにご来院されることをお勧めします。
耳内視鏡で、治療をしています。
ペットの未来クリニックでは、ペットの耳治療の革命と言われる「耳内視鏡(ビデオオトスコープ)」を導入して治療にあたっています。これまでの一般的な手持ちの検査器具とは違い、耳内視鏡は耳の奥の奥、鼓膜までしっかりと見ることができる画期的な内視鏡です。 この内視鏡によって、多くの犬猫の耳の中に炎症があることがわかりました。これまでアトピーや皮膚炎、ノミだと思われてきた症状が、実は耳の中に寄生するダニや、外耳炎や中耳炎などによるものであると診断できるようになり、より的確な治療をすることが可能になりました。
耳内視鏡の治療は、麻酔をして丁寧に治療をおこないます。
麻酔は身体的な負担が大きい印象がありますが、最近の麻酔はリスクもほとんどありません。耳の病気を残しておく方が、猫にはずっと負担が大きいのです。
「耳の汚れ」と思っているのは、カビや細菌感染かも知れません。当クリニックでは、一番の問題は「感染」だと考えています。そのため、耳内視鏡治療では、症状によっては洗浄と治療を繰り返しおこなう場合があります。耳の中にダニやひどい炎症が起きている場合は、定期的に通院していただく必要があります。まずは一度、カウンセリングにお越しください。
※繰り返し通院するケースでは、1回の治療費×回数になりますので、ご了承ください。
■予約制・セカンドオピニオン可
耳内視鏡(ビデオオトスコープ)で見た耳の状況
軽度~重度の症状の耳
犬の耳1
犬の耳2
猫の耳1
猫の耳2
きれいになった状態の耳
犬の耳1
犬の耳2
猫の耳1
猫の耳2
麻酔のついでに耳内視鏡検査が受けられるお得なセット
※料金は診療を受けられた方にのみお伝えしています。お電話でのお問い合わせは受け付けておりません。