
猫の診療
「動物行動学」「しつけインストラクター」の経験に基づき、
ネコちゃんに安心して診察を受けていただけます。
また院長の長年の「しつけインストラクター」としてのスキルや経験、動物行動学の知見を活かして、ネコちゃんがしっかりと診察を受けられるよう、安心した心理状態に導いた上で、診察に入ります。
診察を怖がるデリケートな犬の飼い主さんも、安心してネコちゃんをお連れください。
初めての方へ
猫を外へ連れ出すのは本当にたいへんなことです。「病院に連れて行く準備だけで、とても時間がかかってしまいました」というお話しもよく聞きます。猫はふだん見慣れないものや風景を見ると興奮したり、怖がったりしてしまいます。そうなるとパニックを起こして事故やトラブルなどに巻き込まれかねません。ご来院の際は、ネコちゃんを「洗濯ネット」に入れた上でお連れいただくことをお勧めします。やや大きめの洗濯用ネットに入れて、ペット専用のキャリーバッグ、もしくはチャックで完全に閉まる、柔らかいタイプのナイロンかばんの中にタオルを敷いて、洗たくネットに入れた猫をそこにやさしく入れてください。猫が複数いる場合は一匹ずつネットに入れ、仲良し同士なら同じバッグに入れて連れてきていただいても構いません。連れ出す時のバッグを出しっ放しにしておいたり、ネコちゃんを時々ネットの中に入れたりして普段から慣らしておくこともお勧めです。それでも心配な方は、事前に安定剤の投与もご提案可能です。ご自宅で体重を測定した上で、飼い主さんだけで来院の上ご相談ください。 また、来院する際にはぜひ事前に問診票を記入してお持ちください。
診察前に目を通しておくことで、よりスムーズにより的確な診断ができます。ぜひ、ご記入の上、お越しください。
15歳は、猫の寿命ではありません。「歳だから」と、あきらめないであげてください。
一般的な動物病院の診療では、猫が食事を採らないだけで、血液検査やレントゲン、エコー検査で異常が認められない場合は、とりあえずそのまま家で様子を見てもらうことが少なくないようです。猫の場合は精神的なことから食欲不振になることもありますから、診断は犬よりも難しいのは確かです。とはいえ、様子を見ながらネットで何か当てはまる病気は無いか探しているうちに、その子がもっと弱ってしまい、ネットで目にした当クリニックにあわてて連れてこられるケースもしばしばあります。
ネットで病気が判るなら獣医師は不要です。変だと思ったら、早めにお連れください。
まずは、猫が食事を採ってくれるようにアドバイスさせていただきます。そして、飼い主さんとよくお話をして、お気持ちを理解しながら、その子にとってどのような治療が良いのかを動物行動学など、さまざまな専門科目の知識と経験を活かして総合的に診断。最適な方法を見極めて診療に当たらせていただきます。