かわいい 12歳のダックスさん
もとブリーダーさんが飼われておられるので
子宮と卵巣があります
卵巣を2回目の発情までに 摘出すると
乳腺腫瘍の発生は 90%以上抑えられます
繁殖犬のリスクは そこにあるのてすが
そんな子達が 子供を生んでくれているから
純粋犬の血統も守られるので
その子が 以前から 乳腺腫瘍はあったのですが
どんどん大きくなって 増えてきたので
飼い主さんも 手術を決意してくださいました
犬の乳腺腫瘍は 良性と悪性 半々位といわれています
大きな腫瘍が良性で
小さなのが 悪性と 混合だったりするので
当院では術前細胞検査は 乳腺腫瘍では やりません
前回は 肺などに 転移がないかレントゲン検査 3方向
今回は エコー検査で
肝臓や脾臓などを検査しました
これは肝臓
転移はなさそうです
実際は CTもしないと 詳しくは判らないのですが
連休あけに 子宮と卵巣摘出と 乳腺腫瘍摘出を予定しています
15年以上前は
子宮蓄膿症と 乳腺腫瘍は 普通のよくある手術で
私もしょっちゅうやっていました。
でも
避妊手術をすると =適切な時期に卵巣摘出
すると 乳腺腫瘍になりつらいと
飼い主さんが
認識され
手術が一般できになると
激減しました
当院では 開腹手術の時は
獣医師をもうひとり 呼んで
2人体制で
万全を期します
決意してくださった 飼い主さん
身体をゆだねてくれる
ワンちゃん双方
良い結果になるよう
万全を期します!