今回、大阪のwvjfという総合学会で 過去発表されたことの無い新しい内容の部門で、「犬の耳ビデオオトスコープと歯周病を治療したら、犬の涙焼けが治った」という内容の発表をさせていただえることになりました。

元々、25年前位から獣医アメリカ歯科学会の先生達に習い
犬の歯周病を治療したら「涙焼けや皮ふが綺麗になったから、又歯の治療をします!」という飼い主さんがチラホラでてきて

15年前に、日本の獣医皮膚病学会と獣医アトピー・アレルギー・免疫学会に入り、皮ふとアレルギーを勉強するうちに
VEP獣医耳研究会が13年前位に設立され、そのVEP獣医耳研究会は
耳ビデオオトスコープ療法を開発された
栃木県の犬猫の耳の病院の臼井先生が
創立されたのですが、その臼井先生は
動物の行動学の勉強会で28年前位に
お逢いしたことがある位、行動学にも詳しい先生で
その臼井先生が
犬が
・手を舐める
・首や顔を後ろ足や前足でひっかく
のは耳が悪いサインとおっしゃって

「関西の獣医大学や大きな動物病院でもうこの犬猫の耳は、手術しか無いと言われた犬猫と飼い主さん達が栃木県まで、助けを求めに来ていますから、患者さんは何処からでも来られるから、耳のビデオオトスコープ療法をおやりなさいな」
とおっしゃって、定期的に歯科治療に来院している当院の飼い主さん達が

「先生、うちの犬は耳が悪い気がするので、そのビデオオトスコープというのでうちの犬の耳をみてほしい」
ということから、希望された歯科のメンテナンスに来院されている犬猫達に
麻酔したときに、耳のビデオオトスコープで検査&治療をし始めたのがきっかけです。

すると、犬の8割の耳が外耳炎又は鼓膜まで破れていて、耳ビデオオトスコープをやっていくと、破れた鼓膜も治った犬もでてきました。
しかも、私は
獣医皮膚病学会と獣医アトピー・アレルギー・免疫学会の認定医を目指していたのですが、
ほとんどの犬の皮ふが綺麗になり
アレルギーの薬や除去食もやめられてしまった犬が続出してしまったのです

1日4等から5頭も麻酔をして
ビデオオトスコープをする日々に
疲れてもきて
しかも、西宮市のペットショップ等で
「あそこに行くと、歯石だけでも麻酔を勧め、しかも耳が汚いだけでも麻酔を勧める」
という、「悪評が立っているから
耳のビデオオトスコープはもう、やめた方が良いト思う」と他の方から
アドバイスもいただくようになり
もう、飼い主さんに言うのはやめよう!
と決意を迷っていたことがありました

「色々やっても治らない皮ふを治す」
というのは、獣医皮ふ病学会や獣医アトピー・アレルギー・免疫学会やアメリカの耳の勉強会で習ったことを
やっていましたが、麻酔はかけないで
皮ふや耳だけを治療していたのですが、
そんな飼い主さん達に 「麻酔をして耳ビデオオトスコープをやってみませんか?」とお誘いすると
転院する飼い主さんもチラホラでてきてしまいました。

意気消沈している頃、
とある飼い主さんが

「先生、耳ビデオオトスコープで耳を治してもらったら、目ヤニが治ったんだけど、又出てきたから、又歯をメンテナンスするときに耳ビデオオトスコープやってみてくれる?」

とおっしゃったのです。

耳をビデオオトスコープて検査すると確かに又耳が少し汚くなっていました。

他の歯科を定期的にやっている
犬の飼い主さんたちにこのことを
言うと、「うちの犬も最近目ヤニでてるから、又ビデオオトスコープやってみてね!」と言われてやってみると
やはり綺麗にしたハズの耳の奥が再度少し汚くなっていたのです  耳のビデオオトスコープをやって、11年目になります

関西や全国でもビデオオトスコープを、ベスト3から4に入る位
多くやってきていると感じます

そして、いよいよ今年その涙焼けの発表をすることになったのです

当院は歯科が悪いワンちゃんも多く来院するので、若いワンちゃんで歯周病がまだマシと思える犬を、涙の量なども測定してみて、ビデオオトスコープの前後て変化があるのかも
データをとってみたいと思います

ご興味あり、来院できる方は
こぞってご応募下さい。
限定10匹まで、早い順となります
遠くは、車や電車で2時間〜3時間かけて来院される方もおられます
高度な歯科医療と、耳のビデオオトスコープが1箇所で可能なのは全国でも当院だけです。

通院が難しい場合は、お預かり可能な
場合もありますので
どうぞ内容を読んで、ご協力お願いします。
お知り合いの方にも、教えてあげて
下さい。
どうぞよろしくお願いします