大阪であった皮膚ゼミには
何時もお世話になっている、アメリカの眼科専門医の辻田先生や
獣医皮膚専門医さんや、獣医皮膚認定医の先生達が沢山来られておられました。
私は今回、なぜ歯周病やビデオオトスコープで耳特に鼓膜の感染が良くなると、涙やけが治る!と犬の飼い主さん達がおっしゃるのかが疑問で、顔面神経支配を疑っているのですが、眼科の辻田先生は私の拙い質問を一生懸命きいて下さり、
普通涙やけはドライアイが原因であることがほとんどだけど、この場合
顔面神経の刺激からなら
シルマーテストという、涙を測定すら試験薬で涙の量を測定したら?と提案して下さり、とりあえず治療前に涙の量を定期的に測定していくことにして、早速今日の涙やけのワンを測定してみました。
うん、確かに涙の量は多い感じでした。
でも、眼科はやはり目の病気が疑えたら、紹介だ!と改めて思ったのでした。
あとは、元東京農工大の教授をされておられ、皮膚病学会の元会長をされておられて、今は犬猫の皮ふの専門病院をされておられる岩崎先生も来られていました。
岩崎先生とは、以前私が皮膚認定医を目指していた頃に、認定医を取るにはカナダであった世界皮膚病学会に参加する必要があったのもあり、
カナダであった皮膚病学会で御一緒した事もあったり、私が診断に迷った皮膚腫瘍等のご相談をさせていただいたり、以前からお世話なっている先生なです。
アレルギー以外の皮ふの診断に迷ったときには、やはり皮ふの病理とかを詳しく勉強されておられる方の
経験や知識はとても助けていただけるので、専門家というのは
つくづくありがたいと思っています。
今回は、目と肛門、口など皮膚と粘膜の境界に出る皮膚炎がテーマでした。
早速今日は、大阪の歯科に強い動物病院で診察を受けたワンちゃんが
「難治性の口内炎」と治療されたと来院されたのですが、治療もしてないのに難治性?とは変だなと
嚙むワンちゃんだったので無理せず今回は飼い主さんの写真を
色々見せていただくと、どうも
口の中だけでなく、口角や扁桃
肛門などにも病変が不規則に出てくるようだったので、今日は血液検査だけ検査センターにださせていただき、麻酔して口の粘膜や歯周病や扁桃、肛門などを検査し、必要なら治療することにしました。
早速、この勉強会で出たことで
ピン!ときて役に立ちました、。
日々の診察はいかに、色々な知識の引き出しを持っていて
サッサと仮説を立てられるか?!
だと思っていますので
勉強会に行って知識と感を養うのはとても大切だなと思います
さて、皮膚病学会の認定医の話しにもどりますが、今は特に専門だけに
こだわると、特に資格をとると
それの維持にも時間を取られてしまうので、人の医師でも認定医や専門医を返却される方もおられるとも聞きます。
私も、小動物歯科研究会のレベル4は認定医制度には当たらないので楽ですが、躾の資格は定期的に勉強会にでたことを、用紙に出したりとかも必要なので、実は面倒だなと思って悩ましいところでもあります。
躾は資格なくても、行動治療をされる獣医さんも多いし、なくても私は日々困らない(汗)のもあり資格って面倒だな、勉強してたら良いし
、やはりその学会の考えに縛られてしまったりするので、今のワタシにはもうこれ以上の資格は不要だなとココロから思っています。
最初は皮膚認定医持つとハクが付くからと思っていました。
でも、色々皮膚の認定医に必要な勉強会を全部終わり、海外の学会も行き、発表もし皮膚認定医に必要なカリキュラムを終わって、認定試験をさぁ受けるゾ!
という頃には、
なぜ、獣医皮膚学会と獣医アトピーアレルギー免疫学会の教える、アトピーや食物アレルギーはこんなにも全然違うのか?!!!💦
と、頭が混乱し、あ〜大人と、世界の事情なんだねと理解できたので
とるのはもうやめよう!と思えたのです。
獣医として、患者さんを治せればの
単一の資格は、どちらの学会にも不義理なのでとらない!ときめました。
特に皮膚の資格は海外、特にアメリカよりなのは感じました。
・世界と共通な知識である必要がある
獣医皮膚病学会
は、アメリカのヒルズの皮膚のフードやフランスのロイヤルカナンのフードを使わないと、海外では動物アレルギー検査センターのリンパ球検査が出来ないから、遅延型アレルギーの概念が海外には通用しないから!💦
獣医皮膚病学会や大学の皮膚関係の先生達も、海外に通用しない検査=動物アレルギー検査センターのリンパ球検査が出来なくてIgE検査しか世界では存在しないので、遅延型アレルギーという概念は検査出来ないので、
「国際的に通用しない為」
という言い方で、IgE検査を主体にされるのが一般的な特徴です。
大学の皮膚関連の先生達も
英語の論文で海外に通用することが
やはり海外との共通の学問としては必要なのだろうとは判るので
皮膚病学会のセミナーや
ロイカナやヒルズさんのセミナーでは
「アレルギーの血液検査はあまりあてにならない」とか
「今まで食べたことのない新規タンパク質を試す」とか
のワードを話される傾向にあります。
なのでロイヤルカナンやヒルズを推奨されることが多いです
それか、皮膚関係の学会に入られていない獣医さんとかも、ロイカナやヒルズをアレルギー食として推奨されたり、鹿肉とかも勧めたり、除去食はあまり意味がないと仰ったりするので
ホームページとか拝見すると、
最近は所属学会や研究会を書かれていることが多いので、納得したりします
遅延型アレルギーである、リンパ球検査は、獣医アトピーアレルギー免疫学会の会長の増田先生が動物アレルギー検査センターが運営されているので、
獣医アトピーアレルギー免疫学会に入っていると、基本食物アレルギーは
遅延型の食物アレルギーを測定するリンパ球検査
の2つを読み込んで考えるのと、リンパ球検査に数値が出ていると
加水分解食も反応してしまうのですが、皮膚病学会だけで学んでいると
「加水分解食はリンパ球検査の数値が出ていても、反応しません」
と仰っておられる先生も拝見したことがあり、ぉぉ!!学会が違うとこう考えてることもあるのね!の
びっくりしたりします。
私は、アレルギーの考えかたは
全部
獣医アトピーアレルギー免疫学会の考え方
なので、転院されてきた飼い主さんかま、以前の動物病院で指示された
獣医さんの処方食のやり方とか、治療への言い方をお聞きすると
どの学会に入っておられるのか?
とか両方なのか?とか皮膚やアレルギー関係の学会に入って無いのかも
お聞きしたら、ピンと来ます。
なので、どちらの学会が優れてるとかでなく私は
日本の獣医さんなら、アレルギー検査を全体の獣医さんの80%の方が、アレルギーの診断には、動物アレルギー検査センターのIgEと遅延型の食物アレルギーを測定するリンパ球検査を採用されてるそうなので、
この検査を使うなら
日本にしか無くて、海外にはすぐには通用しないけれど
獣医アトピーアレルギー免疫学会に
加入して検査の数値を、もっと深く読む勉強を、していただけたら
犬達や飼い主さん達は混乱せずに
助かるだろうと思うのです
もし可能なら、犬の耳👂は歯周病と同じように、母犬から血液感染してると私は疑っていて、歯周病と同じように八割に細菌感染があるとも感じるので、
耳の研究会VEPに入って
耳をビデオオトスコープで麻酔して
キチンと検査されたら
当院ではほとんどが、他院で使っておられた
アポキルやサイトポイントをやめられて
痒みが、消えてしまうことがほとんどなので
外来で、サッと無麻酔で耳をビデオ オトスコープで見て、綺麗だという先生は
本当に残念だなと思ってしまうのです
乾いた耳の鼓膜はいっけん不思議と綺麗にみえてしまう、ものなのです。
コレは10年間6000頭以上、いっけん綺麗な耳のビデオオトスコープ検査をしてきて
薬や、除去食までやめたうちの飼い主さん達が
こぞって、犬猫達の耳を治すのに協力して下さいさり、今もアレルギー検査で数値高くても
何も薬やフードも不要です!と言う方が多いことを証明して下さっています。
じやー獣医アトピーアレルギー免疫学会も不要なんじゃないの?ですが
食物アレルギーの検査には
膵炎やリンパ腫と診断された犬達が
除去食をキチンとやったことで
膵炎の再発が止まったり、抗がん剤が止められたなんて報告も、この前の
獣医アトピーアレルギー免疫学会で発表されていました。
痒いだけじゃないのが、めちゃくちゃ奥がふかくてドラマチックなのが
獣医アトピーアレルギー免疫学会の食物アレルギーのスゴさなのです。
だから、免疫はめちゃくちゃ勉強しててドラマチックなのです。
あ、熱くなってしまいました。
これを読んだ獣医さん達、ぜひ騙されたと思って、日本にしかない、獣医アトピーアレルギー免疫学会と獣医耳研究会VEPに入って
アメリカとか海外へ名をはせなくても先ずは日本の犬猫達を治しまくって、世界を
ギャフン?(死語?)とぜひ日本人の底力と日本の飼い主さんの丁寧で、几帳面な国民性を武器に
海外のアレルギーの薬とか使わないで良いように 一緒犬猫達を治しましょう!
外来で点耳薬や耳の洗浄をしないで
勿論、私はアレルギーの数値がいくら高くても、
犬猫達は違和感がある場所を自分では
訴えられないので
歯周病と外から見えない鼓膜はビデオオトスコープで麻酔してキチンとチェックして悪いと治療する!
ことで、アレルギーの薬や注射や💊除去食を止められる犬猫達を
沢山経験してきたので
今のハミルザ動物病院は
「色々やっても治らない犬猫の痒みや、皮膚のトラブルはご相談ください!」
でこれからも、やって行きたいと思っています。
獣医皮膚病の専門医や認定医や皮膚を専門に診断してくださる先生達がいるから、診断していただいたりした後に
皮膚以外から試してみることに
飼い主さん達も、腹を括って
一緒に頑張ってくだるからこそ、当院は結果が出せているのです。
今、秋の花粉で痒い犬達が多いのか、
痒いんです!
と新規の飼い主さん達からの
問い合わせが日々多いです。
皮膚が悪いワンチャンは
若いワンチャンも多いので
歯周病も早期に予防できていて
私はとても嬉しく思っています
2つの皮膚の学会
国際的に通用しても、しなくても
アレルギーの検査やフードは
獣医アトピーアレルギー免疫学会and動物アレルギー検査センターが世界一!と本気で思っています
こんなに宣伝してるのだから
学会の年会費サービスしてくれ無いかしら?!
というのは冗談ですが
どうか日本の動物の皮膚を勉強したり治療する
獣医さん達、両方の学会に入って、日本の犬猫達をアレルギーから守り優れた日本の検査やフードを世界🌏に広めませんか!