ワンちゃんの食事といってもいろいろな種類がありますし、どれくらい与えていいものか…。そんなワンちゃんの食事について豆知識をご紹介します。

 

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食事の種類

ワンちゃんの食事として一般的なドッグフードにはドライタイプ(乾燥)とウェットタイプ(缶詰,レトルト)があります。また近年では、手作り食を与える人も増えています。

 

・ドライタイプは、価格が安くて保存性も高いです。
・ウェットタイプは、においが強く、肉の触感があるのでワンちゃんが好みます。
・手作り食は、飼い主が調理するので、常に新鮮な食材を与えられ、添加物も最小限に抑えられます。ただし、栄養のバランスやしっかりとした知識が必要です。

 

どの食事を与えるかは飼い主さんとワンちゃんのライフスタイルにあったものをお選びください。かかりつけの動物病院の先生に相談されるのも良い方法です。

おやつを与える場合は犬専用のものを、トレーニングやしつけの際のご褒美として与えましょう。人間と同じように3時に与える必要はありません。

 

食べさせてはいけないもの
・チョコレート
・ネギ類
・刺激物
・加熱した鶏の骨
・人間用の牛乳

 

以前は、人間の食事の残り物を分け与えることも一般的でしたが、人間の食べ物を与えることは犬の健康に大きな害をあたえる可能性があります。犬はもともと肉食性の動物なので、消化器官の作りが人間と異なります。塩分、糖分、脂肪分の多いものを食べさせていると肥満や腎臓などの病気になってしまうので注意が必要です。欲しがっても、大切なワンちゃんの健康を損ねてしまうことになります。むやみに人間の食べ物を与えたりしないようにしましょう。

 

〈食事量と食事回数〉

食事量はどのくらいがいいのでしょうか?

 

ペットフードのパッケージに記載されている量が参考になりますが、年齢や体系、体調、運動量によって変わります。どのくらいが適量かは、ウンチの硬さで確認することができます。

 

やわらかい・・・・食事の量が多い、もしくは消化不良
かたい・・・・・・食事の量が少ない

 

食事回数は、消化器官が発達していない子犬のうちは発達の程度にあわせて3~5回に分けて与え、成犬になれば1日2回です。