うさぎは盲腸が発達しており、繊維が不足すると盲腸の細菌の発酵ができなくなります。そのため、夜に盲腸便(夜便)を食べる食糞をし、盲腸内微生物により作られたビタミンBなどをリサイクルしています。腸炎腸・胃毛球症・鼓腸症などの病気には気をつけてあげてください。
また、うさぎの歯は28本あり、生涯のび続けます。干し草を幼少期からあげていれば、トラブルはほとんどなくなりますが噛り棒では予防ができません。切歯・臼歯の不正咬合や鼻涙管の閉塞による目やにはご相談ください。
うさぎは吐くことができませんから、異物を飲み込んだ時や毛球症にもご注意ください。
また、うさぎは吸収したカルシウムをすべて血中に取り込んでしまいます。尿や膀胱結石・腎結石・動脈のカルシウム沈着(動脈硬化)になりやすいので気をつけてあげましょう。