日本猫 りゅうのすけちゃん(16歳)
当クリニックで歯科治療されて、いかがでしたか?
歯周炎は、ずっと気になっていましたが、当時13歳で糖尿病もあることから主治医は歯の手術には前向きではありませんでした。しかし、どうしても納得いかず、根本治療をしてくださる先生を探していたところ、りえ先生に出会いました。
重度の歯周炎だったため、非常に大きな手術になってしまったのですが、術後の経過はとても良く、その後、歯周炎の再発もなく、あれから3年たった現在もとても良好な状態を保っています。あの時、覚悟を決めて先生に手術をしていただいて本当に良かったと思っています。感謝の気持ちでいっぱいです。
まだ治療されていない飼い主の方へ、ひと言あればお願いします。
とにかくひどくなる前に歯科健診を受けてほしいと思います。一般の動物病院ではなく、専門知識・技術のある先生にご相談していただきたいです。うちのように持病があっても、定期的な処置により、とても良い状態をキープできています。長生きしてもらうためにも歯の健康は必須だと思いますので、ぜひ考えていただきたいと思います。
歯磨きをしてみて、いかがですか?
抵抗されるときもありますが、しっかり体を固定して、そっと口を開けるようにすれば、割りと磨かせてくれるので、思ったよりは苦労せずに歯磨きができています。歯肉の状態も確認することができますし、何より歯磨きのおかげで良い状態をキープできていると思うので、しっかり続けていきたいと思います。
日本猫 アッシュちゃん(23歳)
我が家のアッシュ君は、今年で23歳になります。りえ先生に初めて診ていただいたのが17、8歳の時だったでしょうか。突然、左頬が腫れ目の下の皮膚に穴が開きました。歯周病で歯の付け根の骨が腐っていて膿が溜まっていたようでした。完全に治すには、その歯を抜かないといけなかったのですが、歯を抜く手術をするには腎臓が悪化しているために無理ということで、抗生物質の注射と栄養等の点滴で治していただきました。それから、悪い歯を抜くことができないため2回ほど顔に穴が開きましたが、今は落ち着いています。腎臓が悪くなる前に歯の治療をしていたらと、いつも思います。
その後は、食欲不振とか、具合の悪い時に点滴をしてもらって元気を取り戻す日々です。猫の健康のことは、点滴の都度、りえ先生からお話を聞かせてもらい、病気になる前に気をつけてあげることの大切さを教えていただきました。日向ぼっこのアッシュを見るとうれしくなります。
この度は、本当にありがとうございました。同じ病気に対して不安や悩みを持たれている飼い主さんや、苦しんでいる猫・犬さんのお役に立てればと思い筆を取りました。
日本猫 すみっこちゃん(8歳)
わが家には「すみっこ」という8歳になる猫がいます。歯茎が真っ赤で、いつも痛かったのでしょう。いつもつらい表情でした。痛み止めとステロイド剤の注射で一時的に痛みをやわらげるということを何年も続けていました。あまりにひどく、見ているのも大変かわいそうになり、注射だけでは回復しないと思っていたところ、先生の動物病院と出会いました。
大変ひどい歯周病で、歯を抜かなかれば、根本的な治療にならないということでした。猫のような小さな体での手術に対して、大変抵抗がありました。もし、順調に治らなければと思うと、今のままの方が猫がつらい思いをしなくて済むのでは?とも思いました。でも、先生からは、病気に対するていねいな説明があり、動物に元気になってもらいたいという熱意をたくさん感じました。
大変不安な中、手術に踏み切りましたが、術後約1カ月がたちますが、以前(ほんの1カ月前ですが)とは本当に見違えるようになりました。口臭も無く、口元に触れても痛がらなくなり、何よりも、とてもやさしい顔になったように思います。
以前は、おとなしく、じっとしていることが多かったのですが、今では活発になり、走り回っています。本当は活発な子だったのでしょう。痛みから解放された!という感じです。
同じように痛みに我慢しながら過ごしている子は、まだたくさんいると思います。治療に対し、不安もありますが、決断するのは飼い主さんです。信頼できる先生に出会えたことを本当に喜び、今回、最善を尽くしていただいたりえ先生、スタッフの皆さまに心より感謝いたします。「すみっこ」が元気なりました。これからも、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。