自分の尾を噛むチワワさん
自虐行動と呼ばれる行動です。

まずこんな行動な、見られたら
速!エリザベスカラーで、咬むのを止めてください。

今回、以前爪のトラブルで来院された時に
エリザベスカラーを持ち帰られていたので
速付けて下さったそうです。

グッジョブ!  

あと、こんな怪我をしたときに
かさぶたがあると、かさぶたを剥がさないで
そのままにしておこう!
と思う方がいます。

それと、傷はそこに残るような
消毒剤を使わないのがグッジョブです

かさぶたも、消毒も
犬猫も人も
それはもう昭和の考え方だと
覚えていてください

今回は、

①バリカンで毛を刈りました
皮ふが再生しようとしても、傷なので、口に毛があると
再生しづらくなるし、不衛生です

②次亜塩素酸水で、 
ガンガン菌や膿を洗い流しました。
この次亜塩素酸水は、私が
歯周病の予防や治療で、
デンタルユニットにいつも入れて
使っている液です

患部に接したら、水に変化してしまうのです 

皆さんも怪我したら、
この液がなければ
止血だけして、あとは水でも良いので
ガンガン洗って、まずは菌を減らすイメージを
持っていてください。

③傷は乾かさない!と聞いたことありませんか?
傷を乾かすとよい!というのも
 めちゃくちゃ昭和の時代遅れの考え方

ただ新鮮な傷なら、湿潤療法で治すのですが
膿かけている傷は、
ガンガン洗って、、皮ふの再生を妨げないよう
舐めるを止めてもらいます  
 
④傷は舐めて治す!と言われますが、
コレも昭和の考え方デㇲ
舐めるは絶対、エリザベスカラーでブロックです!

器用な、犬猫達は手先や尾なら
見てないときに、噛むので

カラーは必須です!

もし、夜中とか飼い主さんが
寝たりしたときに、
患部をさわることも
よく経験しています

もし、このま
尾は皮膚のほぼ骨
引っ付いている状態なので
皮膚が無くなってしまい
骨が露出してしまいます

今回は、お出しした抗菌剤が  
効いているか、まずは明日診察予定です!
うまく感染がとまりますように

さてこの尾を噛む行動!

人間でも、自分の髪を抜き続ける人とか
聞いたことありませんか?

「ストレス」と一言で片付けるわけにはいけません。

もし、人なら、そのようなことをされてる方に
その原因が言えるか?

難しいでしょう

人なら、もしその人が自力で
精神科しか行けなかったら
精神科領域の治療だけを続けることになるかもしれません

元々精神科領域のことは、
脳のホルモンのバランスの異常とも言われたりもしますね。

でも、これが子供や動物達なら
精神科領域のお薬が悪いわけではありませんが

色々なきっかけになりそうなことを
考えてあげないといけません。

そんな時は、
是非自分で色々ネットとかで調べて
迷宮入りしないうちに

当院にご相談下さい。

25年間犬猫の問題行動カウンセリングをしてきた
当院の獣医師にお任せ下さい。

飼い主さんと共に、色々な方法をご提案します!