うさぎには、人に伝染する病気はほとんどありません。でも、自分の病気はかくします。うさぎはかなり状態が重くても食べます。だから、「まだ食べているから大丈夫」と思っていては危険です。痛みのサインは、歯ぎしりや足ぶみです。食べないのは、危険信号です。
おぼえておいてください、うさぎさんのアレコレ。
1.うさぎは草食
盲腸の発達により、せんいが何より大切で、不足すると盲腸の細菌の発酵ができなくなります。そのため、夜に盲腸便(夜便)を食べる食糞をし、盲腸内微生物により作られたビタミンBなどをリサイクルしています。30日間、夜便が食べられないと貧血を起こすと言われます。
・腸炎
・胃毛球症 (ひどい場合には胃切開をしないと助からないことも)
・鼓腸症
2.うさぎの歯は28本あり、生涯のび続けます。
干し草を幼少期からあげていれば、トラブルはほとんどなくなります。噛り棒では予防ができません。
・切歯の不正咬合
・臼歯の不正咬合
・鼻涙管の閉塞による目やに
3.うさぎの骨は壊れもの。
自分の後ろ足のキックだけで背骨を折ることもあります。
4.うさぎは吐くことができません。
・異物
・毛球症
5.うさぎは吸収したカルシウムをすべて血中に取り込んでしまいます。
・尿や膀胱結石
・腎結石
・動脈のカルシウム沈着(動脈硬化)
うさぎの具合が悪い場合、早めにお問い合わせください。
時間を気にせずゆっくり診てほしいという患者さまは、ご予約がオススメです。
ホームページを見たとご連絡をいただけますと、お話がスムーズに進みます。