台風が来た地域の皆様、
いかがでしたか?
昨日は兵庫県西宮市の
当院も台風酷くて
ほとんどの飼い主さんは、本日に
治療を移動されたり、お願いして
移動していただきました。
ご協力ありがとうございました。
外にあって院内に入れてた、
植木や物置、自転車などを
今朝から外にだして
舞い込んだ葉っぱとかを
お掃除しないとですが、
今回は、ほとんど被害が無かったことに感謝です!
台風さん、申し訳ありませんが
来ないでくださいませ。
さて、これはダックスさんのおしり
肛門嚢を2ヶ月に一回位絞りに
来てくれてた時の画像

 


ナント、先日絞ったら化膿して
血膿が出てきたのです
見た目普通
当院では、肛門嚢はトリマーさんや
飼い主さんが絞ってても
時々獣医師にチェックさせてね
とお願いしています。
なぜなら
当院の得意技の1つが
動物病院で色々やってもらっても治らない皮ふを治す♥
こと
そもそも、20年前位の私の得意分野は
・犬猫の行動学&心療内科
・犬猫うさぎの歯科
だったのですが
以前にも色々書いたけど
歯を治したら、皮ふが綺麗になるという飼い主さんが増えたので
はじまったばかりの
どうせなら得意分野を増やそうと
皮ふの認定医にナルゾーーと
・獣医皮膚病学会の認定医になるベく萌えて、認定医講義は全部受ける
は、海外の獣医皮膚病学会参加が認定医試験を受けるのに必要なので
海外皮膚学会にも行くわ
頑張ってたけど、
途中入った
獣医アトピーアレルギー免疫学会の方が絶対面白い!し使えると思って頑張ってたら、耳のビデオオトスコープやりだしたら
アレ?アレルギーの薬が不要になってる犬猫がほとんど!
ということで
動物病院で色々やってもらっても治らない皮ふを治す♥
をやったわけでなく、
そもそもここを開業した15年前に
得意分野を、診療科目に書いて行ったら、
得意分野の最初は
歯科・行動治療の次の3つ目に
皮膚科と書いてたら
当時は皮膚の専門や認定医さんの
まだおられないか、数少ない時代で
関西のアチコチから、
中々皮膚が治らないという
ワンちゃん達が来院されて

その犬猫の行動をみて、どこを気にしているか?
を観察していくと
案外
肛門嚢
を気にして、でも犬猫達は
肛門は届かないか、その近辺をさわったり、引っ掻いて
口や足が当たった部分が皮膚炎になってたりすることに気がついた!
のです。
トリマーさんや飼い主さんが絞っで、肛門嚢の構造を知ってたり手術している獣医師とは見る目が違うのか、トリミング帰りのワンちゃんでも肛門嚢が溜まってる犬が多くて
コレは、トリマーさんが下手とかそういう問題ではない!
人も肛門科という職種があるように
肛門は医療としてチェックすべき大切な場所
肛門のうは、左右に分泌の穴があるから、便から感染しやすい
・肛門嚢の腫瘍も早期発見大切
と飼い主さんには、お伝えしており
当院の飼い主さんは
数ヶ月に一回
チェックに来て下さるのです
なので、
この飼い主さんも、悪くて来院されたわけでなく、定期チェック
肛門嚢は左右の時計5時と7時位に穴があると説明すること多いですが
これだと


3時と9時辺りに見えますね
特に右は、膿が出てきてるのが判るかな?
最初は管が腫れてたり、こってりした分泌物と膿に押された感じがして
穴にカテーテルが入りませんでした。

赤い血膿が出て、私もびっくりでした
でも、超早期発見だねと
絞った上に抗菌剤とうよしたけど
袋小路の場所で、中々感染は
制御難しいので
耳のビデオオトスコープ治療も
結局は感染を綺麗にして抗菌剤使うと良くなることから
私のアイデアとして23ゲージの血管留置針の血管に留置するシリコンチューブを肛門嚢の穴から入れて何回も洗浄して抗菌剤も注入してみたら、ほぼ今までは治って、破裂までいかさなかったし、手術も回避してきました←獣医さんたちも、良かったらやってみて下さいませ

これって、犬猫の折れた歯や虫歯の神経を抜いて、根管洗浄する治療の応用だなと感じます。
雑のようです(笑)

実はA型なので
細かい私?
元々全体の片付けより、すみっコの汚れとかが気になるタイプだとは思います。
そして、びっくりするのが
飼い主さんには
『暴れてカテーテルが入らない時は麻酔しますね』
というのに、この肛門嚢のカテーテル処置は、ワンちゃんは
カテーテル入れる時だけは
なぜか、診察室て肛門嚢絞りするより、オシリをつきだす感じで
大人しくさせてくれるのです♥


そこ!それをやってほしかった!
みたいな 感じを

私達は感じるのです!
私の叔父が、今は従兄弟があとを継いでますが、実家近くで肛門科を開業していました。、

子供心に、なんかその診療科目を恥ずかしく思って

いたのですが、

肛門って、中々人にも不調を言えず

、肛門科の治療は実は、大腸内視鏡検査したら判るだけでない

細い不調をどこが悪いか患者さんに聞いて改善していく伝承芸能みたいなことだと、肛門科の先生の

ご本を拝読して気がついたことがありました。

アメブロでも、佐々木みの先生は記事を書いておられます。

https://ameblo.jp/drminori/entry-12671454542.html

 

痔以外でもトラブルが出やすい場所だと最近は、しみじみ感じます
トラブルが、なさそうでも

歯・耳・肛門
は犬猫は

チェックして、早期発見早期予防が大切
歯耳(肛門・皮ふ)診る座とかけて、Hamilza動物病院 ?!
肛門も皮ふの1部と考えて(笑)
犬猫の行動から

犬猫の気にしている

悪い場所を早期発見
してほしい飼い主さん

どうぞ!