獣医アトピーアレルギー免疫学会終わりました
会場参加は70名まで
学会の正規会員は200名位だそうです
日本の犬猫の開業獣医師は約1万人より多い位なので、アレルギーや免疫だけを学んでいるのは200名チョットだということになります
犬猫の皮ふ病のほとんどがアレルギーである、アトピーや食物アレルギーだと感じるのですが
犬の食物アレルギーの8割=80%は即時型アレルギー=IgE検査では表されないと、獣医アトピーアレルギー免疫学会では習うノデスカ
獣医アトピーアレルギー免疫学会では、
食物アレルギーで除去食を決めるには、遅延型アレルギーである、リンパ球検査(動物アレルギー検査センターのみ調べられる)の数値を
まず優先して、選ぶ!
と習うのに
未だ犬の除去食を選ぶのに 手作り食をするにして
獣医師が除去食を決めるのに
・アレルギー検査をしない
私なら絶対しません
なぜなら、
手作り食をするにも
動物病院専売のアレルギー食のドッグフードをを食べさせるにも
何かの指針になるものがあれば、
その中で判った上で検討できるけど
無いと、アレルギーの食べ物を色々疑いつつ
アレルギーの森に入るようなもんだと思うからです
そうすると、「〇〇がアレルギーに効きますよ !」なんてワードに惑わされてしまうと思うのです。
沢山のアレルゲンが判明する海外発の
アレルゲン検査も不要だと思います
動物アレルギー検査センター1択で良いです
検査センターから、一切お金はいただいて無いし、逆に獣医アトピーアレルギー免疫学会に入って、お金払ってる位ですから
まぁアレルギー検査、特に
リンパ球検査は5万チョットして高いのですが 、合っていない食事を続ける方が、時間とお金の無駄と思ってしまいます。
そして、今回特にランチョンセミナーでの、除去食フードの選び片で強調されたのが
せめて、蛋白アレルゲンが一つだけのフードを選ぶこと
でした。
ランチョンセミナーは、お弁当を食べながら、授業を受けることを言います。
担当は動物アレルギー検査センターの藤崎先生でした。当院の患者さんのデータで質問ある時は、丁寧に相談にのって下さる獣医師の先生です。
例えば、
ロイカナのセレクトスキンケアなら
主な蛋白源は
米・七面鳥・鶏
これで3つ
+
油は大豆油
大豆がアレルギーな犬もいます
ヒルズのd/d サーモン&ポテトだと
主な蛋白源は
ジャガイモと鮭
これで2つです
油は魚油 ココナッツ油 植物性油
油の蛋白源は少ないとして
副原料にポークエキスが入っています
ポークは豚です
d/dには最低蛋白源が3つ入っています
加水分解食はIgEの数値で表れていなくても、リンパ球検査で数値が高いなら、犬の食物アレルギーは
感じてしまうと言われています
キチンと、犬の食物アレルギーを
知らないと、幾らメーカーさんが
コレは
犬の食物アレルギーに効く!
と販売していても、
その犬のアレルギー検査をみて
フードを選ぶか
検査しなかったとしても
せめて、食物アレルギーを犬の身体がキャッチしづらいように
単一タンパクだけ入っているフードを選ぶべきなのです
今まで、食べたことの無い食べ物を!
と言っても こんなことを考えないとイケナイのです
今は、東京まで来なくても
獣医アトピーアレルギー免疫学会はアーカイブでセミナーも参加できるのです
今回も、動画参加の先生がネットで質問されていました。
私派直接、ネットに映らない場所で
他の先生と相談させていただいたり したかったので、リアル参加をしてきました。
今回栃木県の犬猫の耳の病院で
獣医耳研究会VEPの創始者である
臼井先生もリアル参加されていました。
耳のビデオオトスコープの考案者の先生で、私の耳のビデオオトスコープの先生でもあります。
耳の炎症は、獣医耳研究会VEPでは食物アレルギーと
関連していると言われており
耳を治療するのに、除去食をきめるのはとても大切なポイントです
も
犬猫のアレルギーを学ぶ学会は
・獣医皮膚病学会
・獣医アトピーアレルギー免疫学会があります
獣医アトピーアレルギー免疫学会では犬の食物アレルギーは80%が遅延型アレルギーであるリンパ球検査で表されると習います
習うだけでなく、実際除去食が見事に当たると
犬の様子ががらっと変わることも
多いものです