Hamilza動物病院では、中々治らなかったり再発する、犬猫の皮ふのアレルギー等の痒みや膿痂疹、脱毛等を、皮ふやスキンケア以外からも

犬猫の行動等を読み解き、分子栄養学やチクチク療法等総合的に

アプローチして、身体全体から治療して、病名を付けることより、

治すことを目指して飼い主さん達と協力して治療します!

当院では「トリミングで肛門嚢絞りをしていても、肛門嚢は獣医師が肛門科としてチェックする必要がある場所!」との信念から、トリミング犬種でも1~2ヶ月に一回位

飼い主さんに健康診断&歯磨き相談&お尻チェック等に来ていただいていました

 

このプードルさんは、診察時お尻辺りの痒みをうったえました。

膿痂疹もなし!

当院では、耳や歯が悪くなっても

背中に痒みや脱毛、膿痂疹が出たり引っ込んだりを繰り返すことも、常連さん飼い主さんは知っています。

そろそろ耳と歯の時期ですものねーってお互いいってましたが、飼い主さんが

先生お尻チェックして下さいと言われました。

実は、サツと私は言われる前に、肛門嚢をチェックして、ほとんど溜まってないのは

知っていたので、今回は診察も立て込んでいたのもあり、また耳や歯の麻酔の時にやってあげたら良いかなあ(汗)と思ったのです。

すると、肛門嚢は溜まってはいませんでしたが、肛門嚢を絞ってみると、肛門嚢から膿が出てきました。

定期的にチェックしていると、そんなことは、良くあります。

しかも犬猫は、ほとんど飼い主さんに気がつくサインは発していない模様なのです。

この飼い主さんは、以前も私が肛門嚢が化膿した時カテーテル洗浄をして、治したのを知っておられたので

「先生、今日肛門嚢洗浄して貰った方が良いですよね?!」と仰ったのです

そりゃ、こうなると

やった方が良いとは思うので

やりました!

後回しにして、良いことは無いものね。

うちの、飼い主さんさすがです!!!!

まだまだ、溜まって無いから

良いや!精神が根強く私の心に

残っておりましたね。

ごめんなさーい!

さて、

感染が進行しないようにと、

私が犬猫の歯の神経を抜いて、詰め物する

歯内療法のテクニックと

ビデオオトスコープの考えを癒合して

考えだした方法です。

他の獣医さんたちも、真似してみて下さい

案外無麻酔でやれてしまいます

犬は特に、やってーーそこ気持ちええねん!

って感じで、ドンナ暴れん坊でも

不思議と協力的なのです

あー肛門嚢が人に無くて良かった!

と思う瞬間です♥

さて、やり方です

①感染した肛門嚢を絞る

②肛門嚢に血管用のカテーテルを入れる

③何回か洗浄する

④血管に入れる用の抗菌剤を注入する

 抗菌剤等の飲み薬をお渡しし

自宅で呑むことをご指示

肛門嚢には、嫌気性菌を想定して

静脈用の抗菌剤をチョイスします。

飲み薬も嫌気性菌に効くのが、効く感じです

感受性テストしたこともありますが、

原因菌は、場所柄大腸菌でしたので

ウンコの細菌検査してる感じなので

最近やっておりません。

ひたすら洗う!ことにしています。

 

これで、肛門嚢を手術することなく感染を治療してきました。

 

背中や尾に痒みがあったり、追っかける犬には、アレルギーだけでなく気になることがその辺にあるはず!

 

なので、当院では心因性の皮ふ病名を付けることや投薬することは、過去30年間今の処ほぼありません。

 

犬のトレーニングや犬猫猫の行動学を学んできたことが、

ここで役に立ってるようです!

 

他院で、診断名が付いても

もしかして治せるかも?と思った方

気になる方は、ぜひご相談下さい!

 

先ずはホームページから!

ブログやユーチューブも観てみてからご予約下さると、理解が深まりお話し早くて助かります!

 

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