明けましておめでとうございます!
2024年の診察は1月5日金曜日から
スタートしています
初日は、年度末に出来なかった院内の片付けや機器チェックをし、私やスタッフ一同
(表に常時は出て来ないスタッフも院長以外3人おります。)
気持ちも新たに仕事のスタートを切れました。
日々新しいことを学び続け
犬猫達の健康寿命を延ばすこと!
飼い主さんの味方でいることが
院長である私のモットーです
飼い主さんの味方という言い方は
判りづらいかもですが、
色々な学会に入っていると、
例えば皮ふ病なら
皮ふの学会のエビデンスに基づき
診断治療をし、学会発表しても
〝学会の先生達から、学問的に非の打ち所の無い学会発表をしなければ〟恥ずかしい
エビデンスも隔離できない
何か他の獣医師の先生達に指摘されたらどうしよう?等と思っていました。
でも、今は違います
〝治ったらそれで、ヨシ〟
です
エビデンス所謂学問的な裏付けは
〝獣医師たるものは科学者であれ〟と
大学時代、とある先生に言われたこともあり、科学者たるもほ、経験や治った気がするなど、理論エビデンスがきちんと出来ないと
恥だとも思っていました
勿論、きちんと調べて新しい発見をし論文を書き、後世にきちんと残して獣医学にしたいとは今も、思っています。
私の原点は、獣医になって3年目位
アメリカに行った時、アメリカで出逢った
獣医さんから「アメリカは獣医専門医が増え過ぎて、逆に飼い主さんがどこの病院に行けば良いか、右往左往迷っています。貴女は先ずは、良いジェネラリスト=総合一般臨床医になりなさい」と言っていただきました。
卒業した頃は、土日となると
ありとあらゆる勉強会、当時は特にアメリカの獣医さんが世界のトップと思っていたのでアメリカの獣医さんのセミナーがあると
ほとんど行っていました。
そんな中、たまたまアメリカ歯科の専門医の先生のセミナーを受け、衝撃を受け、アレコレ勉強しても、何でも屋になる
だけは嫌だ、他の専門医の先生にお願いする代わりに、自分も1つ他の先生達に頼られる
自専門を作ろう!と意気込みました。
でも、その先生は2回日本に来ただけでその後来日されなくなったのです。
当時は獣医歯科は、日本語の本も無く
誰からも学ぶことが出来なかった時代でした。
そんな中、JAHA犬の躾インストラクターの1期生の募集があり、アメリカの犬猫の行動学を学ぶことになり、数年かけて無事1期
生生となったのです。
それまで、大学や学会では病気の犬猫のことばかりで、学会のセミナーで画面に出てくるのは、組織や内臓の写真ばかり
それが出てくると、あ、結局このこは亡くなったのかと判ったりしていました。
でも、行動学の勉強会では「犬の笑顔の写真を診察中に集めて提出!」など
イキイキ元気な犬猫の動画がほとんど!
当時は、多分今も犬猫の行動学は基礎教育カリキュラムに無いはずで、
JAHA犬の躾インストラクターで
獣医はまだまだ少ないですが、
犬猫の仕事に付けた幸せ❤を
ヒシヒシと感じつつ、勉強が出来
その後、私が他の獣医さん達より
犬猫達の動作や仕草に
詳しくなれた、大きなターニングポイントと
なったのです。
その勉強が一段落した頃、JAHA犬の躾インストラクターの仲間の獣医さん4人と
日本人で後にアメリカ歯科専門医となる先生と勉強会合宿で出会えたことから、歯科を再び学ぶ出逢いになり、その4人のうち私だけが歯科にビビッときて、その後
東京でされていた私設の6人位の歯科の勉強会に参加させていただける幸運に恵まれ、毎月勉強するようになったのです。
御縁て何処に転がっているか
判らないもんです。
さて、明日はその続きを書いてみようと思います