今勉強しているChatGptでハムスターが薬を飲んでいる絵を描いて貰いました

色々な動物をみるのですか?
と聞かれることがありますが
見ると診るなのか?と
こころの中で呟くくらい違う内容だったりします。
見るなら、動物園に遊びにいく気分で良いのですが
診るなら治さないといけません。

1つ動物の種類が増えたら、人に
犬が診療科目に加わった感じと考えていただくのが良いです。

私が大学で習うのは、国家試験の受験に向けて決まっている犬猫牛馬豚鶏までです

牛馬豚鶏は、国家試験に受かる位しか知らなくて、スッキリ忘れました。

今私が、診察しているのは
犬猫うさぎ、モルモット、ハムスター、フェレットまでにしています。
モルモットからは卒業して勉強しました

犬猫&うさぎまでは、私の専門分野の歯科の勉強に入るので
一番勉強時間をかけていますし、勉強会や本の種類も豊富です。

それ以外は、エキゾチックアニマルと一括にされていて、その動物に関する研究等も実験動物レベルだったりするので、病気のデータも豊富ではありません

でも、これらのエキゾチックアニマルを専門とされている動物病院は少なく、あっても遠く、エキゾチックアニマルを飼っている方は
犬猫を飼ってはいけない1人暮らしの方や、子供さんのいる家庭の場合も多く、診察してくれる動物病院を探しておられることも多いのです

私は、歯科や口腔外科をやっている関係で、うさぎやフェレットの歯科も治療するので、必然的に
勉強範囲に入っていて、比較的
扱いにも慣れている方です

私が診るエキゾチックアニマルで一番良く来院されるのが、
ハムスターやうさぎです

大変なのは、先ず身体を持って
診察するのが大変です
相手は身体の構造が弱いのに、
草食動物は気は強く、捨て身で抵抗することも多いので
落としたりして骨折させないように必死

そして、レントゲン撮影も血液検査も出来ないワケでは無いけど難しいので、基本的には診るという診察で治療すべき方針を考えるのですが

投薬が基本になりますが
薬の計算と、調剤がとっても大変です

薬の本を見ると、


フェレットにはつかえて、うさぎやハムスターに使えない薬も色々あります 使える薬が少ないと、闘える武器が少ないことにもなります

体重は今日のハムスターさんだと28g
使っている薬は、基本人間薬なので1カプセル250mgだったりします

例えば、薬の本に1kg辺り2mgの投与量で1日2回と書いてあるのですがハムスターは28g
6日間投薬するとすると(^_^;)

この計算コツコツ、紙と電卓で計算しています。

もしかしてこれって
Chat Gptに計算システム組んで貰えたら、自動で出来るようになる気がして、やってみよう!と少し楽な希望の光がみえた気がしてきてワクワク♥

人は、子供は又違いますが
成人だと、大人のくくりで
体重30キロから100キロの人でも
基本はカプセル💊1個だったりで、製剤丸ごと出せて、良いなぁと思ってしまいます

犬猫とか、動物専用の薬は少ないので、人のを転用することが多いし、そもそもハムスターサイズ等の薬は販売されていません。

なのでカプセルの中身を出したり、粒をつぶしてだします。

あまりに苦いと飲めないので
粉薬で出して、お家の人に
カプセルに入れ直して貰って飲ませることもあります

「粉薬の量がちょっと違う」と時々言われたりすると、薬の量には幅があることや、人はもっとざっくりなので、という話しを酢ことになります。

子供の頃、動物嫌いの祖母に「女のコ何だから、薬剤師さんか歯医者になったら?」と言われ「細かい薬作ったり人の口の臭いのは嫌!」とキッパリ断ったのを、今は毎日自分でやっています。

おばちゃん、さぞかし笑っていることでしょう。

海外では、動物も調剤薬局があり
やってくれると聞いていましたが、郵送ですが日本でも最近そういうシステムが出てきたそうですが、業者に薬をオーダーする手間と割高になり薬が届くにも日数が必要らしいので、断念しました。

出した薬で、元気になると
ソレはそれでやった!と嬉しいものなのですが

相手が小さければ小さいほど、
無理ゲーな調剤が待ち構えています

という、本日のボヤキでした(笑)