そういえば、働く細胞の映画を先週?観ました!
私は獣医アトピーアレルギー免疫学会に入っていて、特に、その学会はアレルギーだけでなく、というより
アレルギーはまさに免疫の病気でもあるので色々な免疫細胞の働きを習っています。
当院では、椎間板ヘルニアの95%以上は手術無しで治るのですが、その治療スタートには72時間以内に、内科治療をスタートしないといけないのですが、それも椎間板ヘルニアになった時に、大変だー!と椎間板めがけて走り出して来る、白血球やマクロファージ君達((笑))が、走り出し過ぎて、逆に悪い影響を椎間板に及ぼし壊滅させてしまうので、「あ!そこまでやって来てくれなくても大丈夫だよ」という注射や内服薬をスタートさせて、暴走を止めて椎間板ヘルニアの炎症を治めるという治療だったりします。
実は当院の膵炎の治療のブレンダという注射も同じ考え方で治療なのですが、当院で治療している椎間板のお注射とは、ちょっと免疫系統でも効く場所が違うので、ブレンダを使用していても椎間板ヘルニアの治療薬も一緒に使ったり、逆に椎間板ヘルニアの注射だけを膵炎に使うことも出来るわけです。
アレルギーでも、アトピーの時にでてくる細胞や食物アレルギーの時に出てくる細胞も違うし、人の膠原病みたいな免疫の皮ふ疾患に使うお薬も、免疫細胞のどこに効かせようとしているか?!を
考えて治療しています。
でもこの映画を観て、赤血球さんが
あんなにもそういえば頑張って、それらを支えてくれていたり、検査の、ために採血したら、身体の中から「あーあーー!サヨナラ!」みたいに針に吸い込まれていってるのを想像するようになり、検査の時に
細胞の気持ちになったりして、ビミョーな感じです。
でも、生きてるってことは、身体の細胞達のおかげ!
皆様も、人も犬猫達も同じ動物
自分の身体の細胞の働き方を知っておくのは、とても良いとおもいます!
幼稚園保育園の子供さんから、老若男女皆様楽しめる映画だと思います
ぜひ見てみて、行かれたら教えて下さいね♥