読者の方から,早速ご質問を戴きました。
ご質問はコレ→
歯垢=プラーク=細菌。
何度も登場してくださったので、インプットされました(≧∀≦)。
細菌を除去するのが歯磨き?
細菌になっちゃった場合の歯磨きと、そうじゃない時点での歯磨きは、一緒?
なんてことが気になりました!
素敵なご質問ありがとうございました。!
歯磨きって何のためにしていると思いますか?
小学校高学年の時の私は歯を白くするためだけでした。
今よりずっと美容に気が気になって綺麗な真っ白の歯でいたかったんです。
だから磨くのは前歯つか見えるとこだけ!
必然的に見えないところは飴をよく食べていたので虫歯がいっぱいでした。
大学生の時歯医者さんになんであなたは前歯こんなに綺麗で後ろはこんなに虫歯があるのに言われた時にふと昔気自分の歯磨き習慣を思い出しました。
今の私の歯みがきは
虫歯や歯周病にならないためです。
皆さんはいかがですか。
でもコレでは答えになっていませんね!
人の場合「歯が悪くなる」原因は
【虫歯】と【歯周病】で
75%をしめのだそうです。
では、虫歯や歯周病の原因とは一体何なのでしょうか?
歯垢=細菌=プラーク
でしたね。!
細菌は、生きている人や動物の口の中には100%存在し、
400~700種類の細菌が生息しているといわれています。
いない人や動物は存在しないんです。
顕微鏡でしか見えませんが必ずいます。
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●「虫歯」は、
⇒虫歯菌がだす酸(PH)で歯が溶けていく状態、
●「歯周病」は、
⇒歯周病菌がだす毒素が炎症を起こして
骨を破壊=腐らせていくことをいいます。
自分の口の中に多くの細菌がいるなんて
信じられませんよね?
知っている方は200人に1人くらいだそうですよ~
私なんか、獣医大でも卒業してからも
1996年頃にアメリカ人の獣医歯科専門医の先生の
講義を受けるまで、動物の歯の授業を日本では
一度も聞いたこともなく、(今も日本の獣医大では単位として認可はされていなくて最近2校だけ1単位認められいるだけのようで、アメリカでは獣医歯学部があるようです)
しかも歯の本さえも日本には無かったので、
飼い主さんには“動物に虫歯はないし,歯がなくても大丈夫ですよ”
なんてワケの判らないことを言っていた記憶があります。
でもね、動物や獣医学部が遅れていただけではないのです。
なんと
人でも歯周病の原因が特定されたのは1998年のようです。
(歯周病の原因とされてきた歴史)
①1930年代→歯石
②1960年代→(細菌)プラーク
③1998年→歯周病菌の特定
④2010年代→細菌と抵抗力
人でも、1930年代は歯石が歯周病の原因とされていたようです。
なぜなら歯石を取ると目に見える歯肉=歯茎の赤みがとれて口の状態が良くなったように見えたからです。犬猫の今の動物病院の現状と良く似ているなーと感じるのは私だけでしょうか?
あとTさんへご質問の答えですが
歯周病や虫歯を防ぐ歯みがきの目的は菌!
だから歯間ブラシやフロス ポインと歯ブラシなど
細かい処をくまなく 菌を減らすやり方を使っていくのです。
食べかす磨きやホワイトニングとは
磨く場所も狙うところも実は違うのです。
歯みがきのやり方については また詳しくやりますね~