- ご注意!
- 犬猫の歯周炎のなり方や
- 予防法は人とまったく同じ!その犬猫用として売られてる歯磨きグッズ、子供用のを転用して販売してるのかもなぁ?
と思われる物が沢山あります。
10年以上前位
ライオンさんの動物担当の方が、東京のアメリカ獣医歯科さんの勉強会に来られていました。
その時に、高い歯ブラシだなぁ!と
思っていたのですが、担当の方が
「先生、この歯ブラシはプラスチック部分を金型から作ったので
元手がかかっているんです。先生達が沢山販売してくれたら、安く販売できますよ!」
と言われました。
その時は、プラスチックを金型から作ることも知りませんでしたが、
色々な犬猫用の歯磨きグッズを取り寄せたりして拝見してみると、「あーこれは、この子供用のグ歯ブラシの毛先をカットしたんだな」とか
「ケースを変えたのね」と思われる犬猫の歯磨きグッズであることが、判ってきました。
そりゃそうだよね。
- または、犬猫ように獣医師が監修して作りましたと書いてても、
- この獣医師さん歯周病のことは良く判らず作ったんだろうなぁとか。
- 特に360度歯ブラシは、歯周ポケットには当たらないので、なぜこの先生はこれを推薦しちゃったのかなぁ、病院の宣伝にもなるから断われ無かったのかなぁ(汗)私も
- 言われたら、ついつい推薦してしまったりするかもなぁ(汗)なんて経営も考えてしまったりします。
- 御自分で犬猫の歯磨きほんまにしてるのかな?
- と思いつつ、犬猫用の歯科グッズを見て考えてしまいます。
選び方は、その犬猫用の歯のグッズを「大人のあなたが、それを自分の歯周病予防に使うか?」で大丈夫です!
因みにうちの犬の飼い主さん達は歯間ブラシやフロスを使う方も増えてます。
私の小型犬用へのお勧めは、歯ブラシの高さが低いので、奥歯にいれやすいライオンの犬猫用の先がテーパーとかになってる歯ブラシと、人用のワンタフト歯ブラシです
中型犬以上なら、
人用の歯周病用の先がテーパーになっている歯ブラシを、使いやすいように、その犬のおおきさに、歯ブラシの毛をペンチで引き抜き
コンパクトに変身させれば良いです。これに、ワンタフト歯ブラシも併用して細かい処をブラッシングします。
コツは3つ!
①歯磨きをしようとする飼い主さんの顔が怖くて逃げてる犬は多いので、
歯磨きの歌を唄いつつ、楽しくやる!犬の一生は長いから、焦らず嫌がる前にさっちしてやめて、やれそうな時に分散してやりましょ!
②口をあけさせると、しんどいので、少しリラックスして半開きでブラッシングする
③逃げる犬は、飼い主さんが怖くて逃げてるので、横寝んねや伏せなど、ブラッシングポーズを教えてやりましょ♥
追加で
④歯ブラシを噛む犬や
内側をブラッシングするには細めの棒状のものを、
くわえる&離すを練習してみると良いです
ただ、私の経験からは3歳過ぎてると
歯石ゼロでも歯磨きしていても
歯周炎になってしまっている犬も出てくるのは珍しくありません。
歯磨きされてる犬猫達のの中には(猫さんは使わなくても大丈夫、人のワンタフト歯ブラシだけでオッケーです)、徐々にブラッシングを嫌がるのも出てくるので、「口は綺麗ですね!」と獣医師さんに言われていても飼い主さんがアレ?と思われ当院で歯周病の検査を方もおられます。
当院の犬猫の歯周病の予防歯科は歯石を目安にしないで、2歳までにPMTCをスタートしています♥
皆さんも、一度犬猫達の口のケアを見直してみませんか?