東京の栄養セミナーに参加してきました。

先週の日曜、東京であった、アリス動物病院の廣田順子先生が出された出版セミナーに参加してきました!

 

 

 

なんと、この栄養セミナー

元々定員が14名!

獣医師は講演の廣田先生以外の獣医師はナント6名でした

あとは、動物看護師や動物病院勤務者

獣医師が少なくてびっくり!しました。

勿体ない!

関西からの獣医師は私と大阪の水無瀬動物病院の鈴木先生だけ

 

司会の定真理子先生には

りえ先生の動物病院時代に、

当院で栄養セミナーをしていただいたことがあります。

定先生は色々栄養の本を出版もされていますから、ご存知の方もおられるかもしれませんね。

 

私は、動物の栄養と歯のセミナーを

西宮市の労働会館と、神戸市のホテルの2箇所で、確か土日連続でさせていただいたと思います。

いつやったのかを調べてみると

2016年2月14日でした!

飼い主さん向けは、定先生に

冬の美容と健康対策について!

魅力的なタイトルですね!

2日間連続とは大変だったと今は思いますが、定先生に改めて感謝です!

 

 

 

私は、歯のセミナーをした時に、

皆さんに感想をお聞きしたら、

歯周病で苦しんで、当院てま治療したヨークシャーの飼い主さんが

涙ながらに、当院で治療するまで

口が匂い、歯磨きも嫌がるようになっていたのに、

かかり付けの動物病院で「歯石はとってもすぐ付くから」とか「様子をみましょう」とか「動物のアメリカの歯科専門医は東京にしかいないから」と、何も治療も歯に詳しい動物病院も紹介してもらえ無かった経験をお話しして下さいました。このワンちゃんのかかり付けの動物病院は、残念ながら私の先輩の動物病院でしかも、私がアメリカの獣医歯科専門医の先生について勉強していたり、アメリカの獣医歯科学会でトレーニングしていたことも知っておられる先生でした。

でも、なぜ当院を紹介してこられ無かったかも理由は判るのです。

それは、歯石は除去されていたけど

当時は、私が何回も先輩の勤務獣医師さんに歯の質問をされても

まずは歯科レントゲンとプローブを買って、基礎的な歯周ポケットをプローブで測定し、歯科レントゲンを買って撮影と読影の練習するように

勧めても、「ずっと買って貰えない」とお聞きしていたからです。

なので、

 

歯周病には

①歯周病菌で歯肉の赤くなる歯肉炎と

②歯を支える歯槽骨や歯根膜が、歯周病菌で腐って融ける歯周炎

がありますが、

 

②の歯周炎はプローブと歯科レントゲンが無いと診断出来ないのですが

 

その先輩の動物病院には

プローブや歯科レントゲンを買う必要を、いくら私が説明しても買うこともせず、先輩は私に「歯が欠けたりした時の詰物とかを、勤務医に教えてやってよ」と言うだけで

勤務医さんからは、「歯科レントゲンを院長は、必要ないよと買ってくれないんです」という話しを聞いていたのです。

学生時代から知っていた親しい先輩で、私が歯科を勉強していたことも1番知っていた方でした。

私はアメリカの歯科専門医は流石に取ろうとも思ってはいませんでしたが、小動物歯科研究会のレベル4を終わった位では、私も紹介は迷ったかもしれませんが、何十年もアメリカの獣医歯科専門医さんの病院に通って勉強したり、アメリカの獣医歯科学会に行っていたことも知っておられたはずなのに、飼い主さんにそんなことを言っていことが残念で、そして無念でなりませんでした。

 

 

きちんと歯周炎を診断出来る状況でないのに、そとから見える歯石をとっておられたので、歯科の詳しい獣医師に紹介も出来ない状況だったからです。

 

それは、獣医師の保身以外の何ものでも無いことだと思えました。

 

その方は、その時の悲しくどうしたら良いかわからず、辛かったこと、当院で治療して、痛がらなくなったワンちゃんの変化に感激した気持ちを泣きながらお話しして下さり、とても嬉しく

もっともっと予防歯科を拡めて

歯周病で苦しむ動物と飼い主さんを減らそう!といまだに、情報発信を頑張れる原動力となっています。

 

また話しがそれました(^_^;)

 

私が、分子栄養学に出逢ったのは

義兄が治療が確立されてない

癌になり、そんな中でビタミンC高濃度点滴のセミナーを知り、「獣医師も参加出来ないか?」と問い合わせをして、参加させていただいたことからでした。

そこには、沢山の歯科医さんや、婦人科の先生や内科やリハビリ病院の先生等様々の科の医師や看護師さんがセミナーに参加されていました。

 

例えば、足腰が悪くて整形外科にかかっているけど、末期の癌の患者さんで、でも抗がん剤治療も受けてない方に、何とか少しでも生活の質をあげられないか?と思う整形外科の先生か,高濃度ビタミン点滴をして

元気になり、生活の質が上がった人のお話しや、脳梗塞で麻痺があり入院している患者さんだけど、癌の患者さんとか、歯科には通っているけれど、不定愁訴で他の病院に通う気力もない患者さんを、ビタミン点滴で改善させたお話しとかをされる

医師達が沢山おられました。

最初は、ちょっとビタミンとかの販売をしたい医師達の集団なのかも?と少し思い、参加していた先生達に話しかけてお聞きすると、本気で参加され、実践されているのも判ってきて、うちの動物病院でも、いくらもっと詳しい高度な検査が出来る動物病院を勧めても、ここで出来ることだけをして、この動物病院以外はこの子は怖がりだから連れていかないつもりだ、と仰る飼い主さんもチラホラおられる経験もしてきました。

この栄養治療って、まさに動物病院にピッタリかも?!と思い、そのビタミンC高濃度点滴の会長の先生が

関与されていた、オーソモレキュラー療法研究会に「獣医師も入らせていただけませんか?」とお聞きのしたら、人の医師や歯科医のみと書かれていたオーソモレキュラー研究会に参加出来るよう、配慮して下さり、「既に廣田順子先生が獣医師として実践されていますので、廣田先生をご紹介しましょう!」と紹介していただきました。

 

その後廣田先生から

直接動物へのビタミン治療も色々アドバイスもいただいたこともありました。

 

一次分子栄養学にものめり込み、熱心にセミナーまでやっていましたが、ビタミンや栄養指導は時間もかかり、飲ませ方も難しかったり

途中、歯科以外にも皮膚やビデオオトスコープ療法が忙しくなってきたこともあり、最近はあまり熱心にやっていませんでした。

 

でも、今回先生の出版をキッカケに、廣田先生や他の先輩の先生達が分子栄養学を動物達に実践された方法や結果、飲ませ方等も色々お聞きできたことで、当院で歯や耳の感染症が治療できている犬猫達には

もっともっと健康寿命を延ばして貰いたい!

その為には、

この3つ!

 

①栄養

②運動

③チクチク療法←自律神経を活発にします。私も基礎研修は終わっております。

チクチク療法治療院一覧 | チクチク療法普及会

リンク

chikuchikuryoho.com

 

掲載の名前は違いますが(笑)無料で載せて下さってきるので感謝です!

 

①は診察の時に必要に応じてご指導

②は、栄養相談カウンセリングとしていつも食べているフードや食べ物の栄養価と血液検査の結果を元に、アドバイスさせていただいております。(要予約)

③も状況により要予約です

 

栄養何より大切ですね!

私は、獣医アトピーアレルギー免疫学会の会長のされている

動物アレルギー検査を世界一と思って信用し信頼もしているので、その結果も元に

科学的な見地からも考え

食べ物のアドバイスもしています

 

栄養、食物アレルギー

生きるには、まず食べること

 

飼い主の皆さんに、役立つ情報を

どんどん届けたいと思います

ただし、色々やるにはそろそろ獣医師のマンパワーも必要!になってきました

 

当院のやっていることに興味のある

バイタリティー溢れる女性獣医師さんの応募も、お待ちしています!

 

 

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転院してきたワンちゃんは痒み=アポキル投与されてるのがほとんど!がとてもに多い理由

当院に新規のワンちゃんがグンと増えるのが

6月位からで、秋もグンと増えます。

ベスト1は痒いワンちゃんが多いです。

 

この痒いワンちゃん達の

薬の使用履歴をお聞きすると

ほぼ、アポキルか+サイトポイントです

 

何でもかんでも、痒いとアポキルです。

ステロイドは怖いから危険だからと

いきなりアポキルのようです

 

痒い→アポキル→痒い→アポキルの感じ

この前の皮ふ病学会のサブの勉強会でも

アジア皮ふ専門医の先生が

「最近の獣医さんは、ステロイドの使い方が判らない若い先生もおられるみたいです

ホントにアレルギーなら、

アポキルはステロイドで急性炎症を抑えて

長期に痒みを抑える必要があるなら

アポキルやサイトポイントを使うのが

ゴールデンスタンダードなのですが」

 

ホント、ステロイドは危険な薬ではなくて、

使い方のテクニックが確かに問われるけど

キチンと使えば確実で、アレルギー

特に環境アレルゲンのアトピーなら

獣医アトピーアレルギー免疫学会では

3日間低用量で使えば、サッと痒みが消えるハズです!からキチンとつかいましよう!

と会長さんもおっしゃるとおり

うちでは、アポキルはどうしても

耳の治療が高齢で飼い主さんとご相談で

麻酔を頻回にはかけたくないという方位で

ほぼアポキルを飲む必要、というか投与している

犬猫はいないというのが実情です

 

毎日1から2軒以上の新規の

痒いワンちゃんが来ているのに

当院では

アポキルを出さないですんでいます

というか、ホントにその犬猫が

気にして居るトコロを治療して、

スキンケアをご指導治療すると、

今まで飲ませてにおられた薬が不要になってしまう、結局は今まで飲ませておられた

アポキルやサイトポイントがやめられてしまう。

ということになってしまうのです。

 

モチロン中には、アレルギーのワンちゃんも居るけど、数値が高くても

薬は不要か、状態により抗ヒスタミン位で

予防できる犬は多いです。

食物アレルギーも、最初はあげている

ワンちゃんも多いけど、

当院での基本の治療が終わると

「やめてみたかったら、強制しないし怒らないから、自己責任でやめてみても良いですよ。又痒みが食物のせいの気がしたら、リ・スタートしたら良いですし」と言うとやめてる方もいます。

 

でも、アポキルを投与されてる犬の中には

時々

アレルギーではない、所謂人の膠原病のような

タイプの皮膚である

.免疫性の皮膚炎

一見、膿痂疹の酷いタイプに見える

.皮膚の腫瘍

 

もありますから、アトピーと思い込まれていた

ワンちゃんは、可哀想だったという経験もあります。

 

こんな時は、やはり

獣医皮膚病学会で学んできたことが

役に立つことになります。

 

何でも勉強して、引き出しは多く持つもんだなと

いつも思います。

 

昨日は、久々そんなワンちゃんを拝見して

当座、少しでも皮膚の状態が良くなりますようにとスキンケアはご指導させていただきました。

 

診断も大切だけど、それには

お金も時間も必要!

少しでも、生活の質をあげてあげることは

とても大切と思います。

 

今後、良かったら皮膚のパンチバイオプシーをしましょうね!と飼い主さんには

お伝えしました。

人だとこんな感じです。

 

麻酔無しでも耐えるかもですが、

このワンちゃんは12歳?!で

歯磨きされてるので一見、歯は綺麗なのですが

歯磨きしてても、人も歯周病、特に歯周炎は

外からの見えないので、歯周炎になるのと同じなので、隠れた炎症として皮膚に炎症を起こすことがあるので、今回チェック&治療は必要です。

 

昨年、これと歯周病や外耳炎と皮膚との関連犬猫は、多分私以外は発表された方はおられないので、きっと皮膚の再発する膿痂疹とかは

コレも多いのではと思います。

 

コレからも色々発表していきたいテーマです。

 

当院では真の痒みの元をさがせ!

痒いんじゃなくて、犬猫が気にしてるとか

身体の感染の反応だったりします

 

逆に当院に来て、キチンとやると

アポキルをやめられちゃう犬がほとんどというか、今のところ全部です

 

 

ベスト2は歯が気になるワンちゃん

 

猫ちゃんはまだまだ少ないです。

歯耳(皮ふ)診る座とかけて、Hamilzaハミルザ動物病院なので、頼りにしていただけてると思うと特に嬉しいです♥

 

最近は芦屋や西宮や尼崎、宝塚と

比較的近くの方が増えましたが

 

神戸、大阪でも南の端っこ(すみません土地勘が無くて)の方の方も、湾岸線でヒュンと

来て下さっているようです

 

私も最近歯医者さんが、難波の向こうで

電車で1時間位必要なので

遠くから来て下さって、ありがたいなぁと

つくづく思っております

 

 

遠い方だと、広島や岡山、四国、名古屋

位からの方もおられます。

 

今日はとても近くの方が、ハムスターさんを連れてふらっと来院されました。

 

基本当院は予約診察なのですが、

外からは、看板をしげしげ読まないで

ホームページも見ないと予約診察!って

判らないですよね!

 

当院は、昼休みもほとんどなく

朝から麻酔処置とかして忙しいのと、

早くお返ししたいので

昼休みほとんど無く、ワンちゃん猫ちゃん達を

お返しするので、

夕方遅めに予約入ってないと、

スタッフは先に帰って、

翌日の英気を養って貰ったりもしています

私も入院が居ないと、早めに締めて

勉強会とかあると出かけたりしています。

 

今日来院されたの初診の方は

玄関ブザーで、出てみると

男性の飼い主さんお一人

紙袋をお持ちなだけで

どこみても

動物が見当たりません

「診察して欲しいのですが」

とおっしゃるので

近くで倒れているかもしれない

交通事故の猫ちゃんかな?

と思いつつ、「交通事故ですか?」

とお聞きしても、違うとおっしゃるので

 

え?どの子を?

と持ち物をまず少し拝見した

紙袋の中も袋ポーチだけ

 

もしかして

ピストルが紙袋の中に?!と

妄想してみたのですが(汗)

 

ポーチの中にハムスターさんが

入っておられましたーーホッ♥

 

ハジメテ動物病院に来られたそうです

 

便が少なく食欲不振で

脱水しておられたように感じだので

まず点滴を!

と思ったのですが

「点滴をこんな小さなハムスターにするのですか?先生は今まで、ハムスターに点滴を

したことあるのですか?」と

飼い主さんは聞いて下さいました。、

 

おお、ナント新鮮な感じ?!

私はまだまだ未熟者に見えたのでしょうか?

それとも、私若者に?見えたのでしょうか??!

妙に嬉しい気分(笑)

 

 

うちには、犬猫やハムスターやうさぎさん用に

気楽に脱水補うために点滴してもらえる

 

「生き生き点滴コース」ってのがあります

 

私は犬には

ビタミン点滴、マイヤーカクテルなど

分子栄養学の考えから

健康長寿の、ために点滴も、したりしています

 

 

点滴位は、超慣れておりますので

ご安心下さいね。

昨日は、子供さんの大切なハムスターとのことで、点滴や注射はやらないで!との希望あり

飲み薬だけお出しして

強制給餌だけご指導させていただきました。

 

どうぞお大事にー

 

 

 

 

 

 

 

 

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皮ふのゼミに参加してみて

大阪であった皮膚ゼミには

 

何時もお世話になっている、アメリカの眼科専門医の辻田先生や

 

獣医皮膚専門医さんや、獣医皮膚認定医の先生達が沢山来られておられました。

 

 

私は今回、なぜ歯周病やビデオオトスコープで耳特に鼓膜の感染が良くなると、涙やけが治る!と犬の飼い主さん達がおっしゃるのかが疑問で、顔面神経支配を疑っているのですが、眼科の辻田先生は私の拙い質問を一生懸命きいて下さり、

 

普通涙やけはドライアイが原因であることがほとんどだけど、この場合

 

顔面神経の刺激からなら

 

シルマーテストという、涙を測定すら試験薬で涙の量を測定したら?と提案して下さり、とりあえず治療前に涙の量を定期的に測定していくことにして、早速今日の涙やけのワンを測定してみました。

 

 

 

うん、確かに涙の量は多い感じでした。

 

でも、眼科はやはり目の病気が疑えたら、紹介だ!と改めて思ったのでした。

 

 

 

あとは、元東京農工大の教授をされておられ、皮膚病学会の元会長をされておられて、今は犬猫の皮ふの専門病院をされておられる岩崎先生も来られていました。

 

岩崎先生とは、以前私が皮膚認定医を目指していた頃に、認定医を取るにはカナダであった世界皮膚病学会に参加する必要があったのもあり、

 

カナダであった皮膚病学会で御一緒した事もあったり、私が診断に迷った皮膚腫瘍等のご相談をさせていただいたり、以前からお世話なっている先生なです。

 

アレルギー以外の皮ふの診断に迷ったときには、やはり皮ふの病理とかを詳しく勉強されておられる方の

 

経験や知識はとても助けていただけるので、専門家というのは

 

つくづくありがたいと思っています。

 

今回は、目と肛門、口など皮膚と粘膜の境界に出る皮膚炎がテーマでした。

 

早速今日は、大阪の歯科に強い動物病院で診察を受けたワンちゃんが

 

「難治性の口内炎」と治療されたと来院されたのですが、治療もしてないのに難治性?とは変だなと

 

嚙むワンちゃんだったので無理せず今回は飼い主さんの写真を

 

色々見せていただくと、どうも

 

口の中だけでなく、口角や扁桃

 

肛門などにも病変が不規則に出てくるようだったので、今日は血液検査だけ検査センターにださせていただき、麻酔して口の粘膜や歯周病や扁桃、肛門などを検査し、必要なら治療することにしました。

 

 

 

早速、この勉強会で出たことで

 

ピン!ときて役に立ちました、。

 

 

 

日々の診察はいかに、色々な知識の引き出しを持っていて

 

サッサと仮説を立てられるか?!

 

だと思っていますので

 

勉強会に行って知識と感を養うのはとても大切だなと思います

 

 

 

さて、皮膚病学会の認定医の話しにもどりますが、今は特に専門だけに

 

こだわると、特に資格をとると

 

それの維持にも時間を取られてしまうので、人の医師でも認定医や専門医を返却される方もおられるとも聞きます。

 

私も、小動物歯科研究会のレベル4は認定医制度には当たらないので楽ですが、躾の資格は定期的に勉強会にでたことを、用紙に出したりとかも必要なので、実は面倒だなと思って悩ましいところでもあります。

 

躾は資格なくても、行動治療をされる獣医さんも多いし、なくても私は日々困らない(汗)のもあり資格って面倒だな、勉強してたら良いし

 

、やはりその学会の考えに縛られてしまったりするので、今のワタシにはもうこれ以上の資格は不要だなとココロから思っています。

 

 

 

最初は皮膚認定医持つとハクが付くからと思っていました。

 

 

 

でも、色々皮膚の認定医に必要な勉強会を全部終わり、海外の学会も行き、発表もし皮膚認定医に必要なカリキュラムを終わって、認定試験をさぁ受けるゾ!

 

という頃には、

 

なぜ、獣医皮膚学会と獣医アトピーアレルギー免疫学会の教える、アトピーや食物アレルギーはこんなにも全然違うのか?!!!💦

 

 

と、頭が混乱し、あ〜大人と、世界の事情なんだねと理解できたので

 

とるのはもうやめよう!と思えたのです。

 

獣医として、患者さんを治せればの

 

単一の資格は、どちらの学会にも不義理なのでとらない!ときめました。

 

特に皮膚の資格は海外、特にアメリカよりなのは感じました。

 

・世界と共通な知識である必要がある

 

獣医皮膚病学会

 

は、アメリカのヒルズの皮膚のフードやフランスのロイヤルカナンのフードを使わないと、海外では動物アレルギー検査センターのリンパ球検査が出来ないから、遅延型アレルギーの概念が海外には通用しないから!💦

 

 

 

獣医皮膚病学会や大学の皮膚関係の先生達も、海外に通用しない検査=動物アレルギー検査センターのリンパ球検査が出来なくてIgE検査しか世界では存在しないので、遅延型アレルギーという概念は検査出来ないので、

 

「国際的に通用しない為」

 

という言い方で、IgE検査を主体にされるのが一般的な特徴です。

 

大学の皮膚関連の先生達も

 

英語の論文で海外に通用することが

 

やはり海外との共通の学問としては必要なのだろうとは判るので

 

皮膚病学会のセミナーや

 

ロイカナやヒルズさんのセミナーでは

 

 

 

「アレルギーの血液検査はあまりあてにならない」とか

 

「今まで食べたことのない新規タンパク質を試す」とか

 

のワードを話される傾向にあります。

 

なのでロイヤルカナンやヒルズを推奨されることが多いです

 

 

 

 

 

 

 

それか、皮膚関係の学会に入られていない獣医さんとかも、ロイカナやヒルズをアレルギー食として推奨されたり、鹿肉とかも勧めたり、除去食はあまり意味がないと仰ったりするので

ホームページとか拝見すると、

最近は所属学会や研究会を書かれていることが多いので、納得したりします

 

遅延型アレルギーである、リンパ球検査は、獣医アトピーアレルギー免疫学会の会長の増田先生が動物アレルギー検査センターが運営されているので、

 

獣医アトピーアレルギー免疫学会に入っていると、基本食物アレルギーは

遅延型の食物アレルギーを測定するリンパ球検査

の2つを読み込んで考えるのと、リンパ球検査に数値が出ていると

加水分解食も反応してしまうのですが、皮膚病学会だけで学んでいると

「加水分解食はリンパ球検査の数値が出ていても、反応しません」

と仰っておられる先生も拝見したことがあり、ぉぉ!!学会が違うとこう考えてることもあるのね!の

びっくりしたりします。

 

私は、アレルギーの考えかたは

全部

獣医アトピーアレルギー免疫学会の考え方

なので、転院されてきた飼い主さんかま、以前の動物病院で指示された

 

獣医さんの処方食のやり方とか、治療への言い方をお聞きすると

 

どの学会に入っておられるのか?

 

とか両方なのか?とか皮膚やアレルギー関係の学会に入って無いのかも

 

お聞きしたら、ピンと来ます。

 

なので、どちらの学会が優れてるとかでなく私は

 

日本の獣医さんなら、アレルギー検査を全体の獣医さんの80%の方が、アレルギーの診断には、動物アレルギー検査センターのIgEと遅延型の食物アレルギーを測定するリンパ球検査を採用されてるそうなので、

 

この検査を使うなら

 

日本にしか無くて、海外にはすぐには通用しないけれど

 

獣医アトピーアレルギー免疫学会に

 

加入して検査の数値を、もっと深く読む勉強を、していただけたら

 

犬達や飼い主さん達は混乱せずに

 

助かるだろうと思うのです

 

 

 

もし可能なら、犬の耳👂は歯周病と同じように、母犬から血液感染してると私は疑っていて、歯周病と同じように八割に細菌感染があるとも感じるので、

耳の研究会VEPに入って

耳をビデオオトスコープで麻酔して

キチンと検査されたら

当院ではほとんどが、他院で使っておられた

アポキルやサイトポイントをやめられて

痒みが、消えてしまうことがほとんどなので

外来で、サッと無麻酔で耳をビデオ オトスコープで見て、綺麗だという先生は

本当に残念だなと思ってしまうのです

 

乾いた耳の鼓膜はいっけん不思議と綺麗にみえてしまう、ものなのです。

コレは10年間6000頭以上、いっけん綺麗な耳のビデオオトスコープ検査をしてきて

薬や、除去食までやめたうちの飼い主さん達が

こぞって、犬猫達の耳を治すのに協力して下さいさり、今もアレルギー検査で数値高くても

何も薬やフードも不要です!と言う方が多いことを証明して下さっています。

 

じやー獣医アトピーアレルギー免疫学会も不要なんじゃないの?ですが

食物アレルギーの検査には

膵炎やリンパ腫と診断された犬達が

除去食をキチンとやったことで

膵炎の再発が止まったり、抗がん剤が止められたなんて報告も、この前の

獣医アトピーアレルギー免疫学会で発表されていました。

痒いだけじゃないのが、めちゃくちゃ奥がふかくてドラマチックなのが

獣医アトピーアレルギー免疫学会の食物アレルギーのスゴさなのです。

だから、免疫はめちゃくちゃ勉強しててドラマチックなのです。

 

あ、熱くなってしまいました。

これを読んだ獣医さん達、ぜひ騙されたと思って、日本にしかない、獣医アトピーアレルギー免疫学会と獣医耳研究会VEPに入って

アメリカとか海外へ名をはせなくても先ずは日本の犬猫達を治しまくって、世界を

ギャフン?(死語?)とぜひ日本人の底力と日本の飼い主さんの丁寧で、几帳面な国民性を武器に

海外のアレルギーの薬とか使わないで良いように 一緒犬猫達を治しましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外来で点耳薬や耳の洗浄をしないで

 

 

 

 

 

勿論、私はアレルギーの数値がいくら高くても、

犬猫達は違和感がある場所を自分では

訴えられないので

 

歯周病と外から見えない鼓膜はビデオオトスコープで麻酔してキチンとチェックして悪いと治療する!

ことで、アレルギーの薬や注射や💊除去食を止められる犬猫達を

 

沢山経験してきたので

 

 

 

 

 

今のハミルザ動物病院は

 

 

 

「色々やっても治らない犬猫の痒みや、皮膚のトラブルはご相談ください!」

 

 

 

でこれからも、やって行きたいと思っています。

 

獣医皮膚病の専門医や認定医や皮膚を専門に診断してくださる先生達がいるから、診断していただいたりした後に

 

皮膚以外から試してみることに

 

飼い主さん達も、腹を括って

 

一緒に頑張ってくだるからこそ、当院は結果が出せているのです。

 

 

 

今、秋の花粉で痒い犬達が多いのか、

 

痒いんです!

 

と新規の飼い主さん達からの

 

問い合わせが日々多いです。

 

 

 

皮膚が悪いワンチャンは

 

若いワンチャンも多いので

 

歯周病も早期に予防できていて

 

私はとても嬉しく思っています

 

 

 

 

 

2つの皮膚の学会

 

国際的に通用しても、しなくても

 

アレルギーの検査やフードは

 

獣医アトピーアレルギー免疫学会and動物アレルギー検査センターが世界一!と本気で思っています

 

 

 

 

 

こんなに宣伝してるのだから

 

学会の年会費サービスしてくれ無いかしら?!

 

というのは冗談ですが

 

 

 

どうか日本の動物の皮膚を勉強したり治療する

 

獣医さん達、両方の学会に入って、日本の犬猫達をアレルギーから守り優れた日本の検査やフードを世界🌏に広めませんか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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10月8日日曜本日眼科と皮ふ科のコラボの皮ふゼミに参加しています! 目の

本日このセミナーで

新大阪に来てます!

なお、本日日曜は

外来診察は休診させていただいていますので

ご注意下さい。

本日の診察の予約は、電話予約は不可でネット診察だけとなっておりますので

どうぞよろしくお願いいたします

 

 

当院では、歯周病と耳の感染を治療すると、涙やけが治ったという

犬猫の飼い主さんが多いので、

来年はその学会発表をする予定なのと、当院でも目の病気でお世話になっている、大阪の豊中市で

どうぶつ眼科クリニックを開業されていて、アメリカの眼科専門医の辻田裕規先生も今回セミナーをされるので、うちの患者さん達を紹介しておきながらご挨拶して無かったので、セミナーをお聞きしたいことと、ご挨拶もさせていたたきたくて

参加しました。

 

ソシテ勿論、目の周りの皮膚炎には

涙やけだけでは無いので、皮膚のことも勉強しないとです!

まさに、今めちゃくちゃ興味深いテーマです。

 

また、皆様に還元できるよう

勉強してきます!

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肛門嚢は溜まったら絞るから、攻めの時代に!

Hamilza動物病院では、中々治らなかったり再発する、犬猫の皮ふのアレルギー等の痒みや膿痂疹、脱毛等を、皮ふやスキンケア以外からも

犬猫の行動等を読み解き、分子栄養学やチクチク療法等総合的に

アプローチして、身体全体から治療して、病名を付けることより、

治すことを目指して飼い主さん達と協力して治療します!

当院では「トリミングで肛門嚢絞りをしていても、肛門嚢は獣医師が肛門科としてチェックする必要がある場所!」との信念から、トリミング犬種でも1~2ヶ月に一回位

飼い主さんに健康診断&歯磨き相談&お尻チェック等に来ていただいていました

 

このプードルさんは、診察時お尻辺りの痒みをうったえました。

膿痂疹もなし!

当院では、耳や歯が悪くなっても

背中に痒みや脱毛、膿痂疹が出たり引っ込んだりを繰り返すことも、常連さん飼い主さんは知っています。

そろそろ耳と歯の時期ですものねーってお互いいってましたが、飼い主さんが

先生お尻チェックして下さいと言われました。

実は、サツと私は言われる前に、肛門嚢をチェックして、ほとんど溜まってないのは

知っていたので、今回は診察も立て込んでいたのもあり、また耳や歯の麻酔の時にやってあげたら良いかなあ(汗)と思ったのです。

すると、肛門嚢は溜まってはいませんでしたが、肛門嚢を絞ってみると、肛門嚢から膿が出てきました。

定期的にチェックしていると、そんなことは、良くあります。

しかも犬猫は、ほとんど飼い主さんに気がつくサインは発していない模様なのです。

この飼い主さんは、以前も私が肛門嚢が化膿した時カテーテル洗浄をして、治したのを知っておられたので

「先生、今日肛門嚢洗浄して貰った方が良いですよね?!」と仰ったのです

そりゃ、こうなると

やった方が良いとは思うので

やりました!

後回しにして、良いことは無いものね。

うちの、飼い主さんさすがです!!!!

まだまだ、溜まって無いから

良いや!精神が根強く私の心に

残っておりましたね。

ごめんなさーい!

さて、

感染が進行しないようにと、

私が犬猫の歯の神経を抜いて、詰め物する

歯内療法のテクニックと

ビデオオトスコープの考えを癒合して

考えだした方法です。

他の獣医さんたちも、真似してみて下さい

案外無麻酔でやれてしまいます

犬は特に、やってーーそこ気持ちええねん!

って感じで、ドンナ暴れん坊でも

不思議と協力的なのです

あー肛門嚢が人に無くて良かった!

と思う瞬間です♥

さて、やり方です

①感染した肛門嚢を絞る

②肛門嚢に血管用のカテーテルを入れる

③何回か洗浄する

④血管に入れる用の抗菌剤を注入する

 抗菌剤等の飲み薬をお渡しし

自宅で呑むことをご指示

肛門嚢には、嫌気性菌を想定して

静脈用の抗菌剤をチョイスします。

飲み薬も嫌気性菌に効くのが、効く感じです

感受性テストしたこともありますが、

原因菌は、場所柄大腸菌でしたので

ウンコの細菌検査してる感じなので

最近やっておりません。

ひたすら洗う!ことにしています。

 

これで、肛門嚢を手術することなく感染を治療してきました。

 

背中や尾に痒みがあったり、追っかける犬には、アレルギーだけでなく気になることがその辺にあるはず!

 

なので、当院では心因性の皮ふ病名を付けることや投薬することは、過去30年間今の処ほぼありません。

 

犬のトレーニングや犬猫猫の行動学を学んできたことが、

ここで役に立ってるようです!

 

他院で、診断名が付いても

もしかして治せるかも?と思った方

気になる方は、ぜひご相談下さい!

 

先ずはホームページから!

ブログやユーチューブも観てみてからご予約下さると、理解が深まりお話し早くて助かります!

 

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Hamilza動物病院

〒662-0928 兵庫県西宮市石在町10-26(用海筋沿い、東三公園斜め前、東町バス停前)

TEL:0798-20-7007

受付時間は診療時間内となります(下記参照)

〈車でお越しの方〉

●駐車場は医院前に2台分のスペースがあります。
満車時は病院前通り(用海通)・病院より北側(日本盛本社の斜め手前)のコインパーキングか、周辺の有料駐車場をご利用ください。
駐車場の券をご提出くだされば、1時間分の駐車料金をお出しいたします。受付で駐車場券をご提示ください。

●もしくは、携帯電話番号をお聞きしますので、公園前にて待機いただく形でお願いいたします。(受付までお申し出ください。TEL: 0798-20-7007

〈運営企業〉

会社名:株式会社 One colza(ワンコルザ)
本社:兵庫県西宮市越水町12丁目11番203
設立:2022年11月17日
事業内容:動物病院の運営等
代表者:渡辺一菜

診療時間(予約診療)
診療&手術
9:00~12:00
 
診療&手術
13:00~18:30
手術&処置
15:00~18:00
診療
18:00~20:00
診療時間(予約診療)
診療&手術
9:00~12:00
診療&手術
13:00~18:00
  手術&処置
15:00~18:00
一般診療
18:00~20:00

・診療受付は、終了時間30分前までにお願いします。

・火曜日から土曜日は、当日予約することが可能です。日曜日は当日予約不可となります。

休診日:月曜・祝日


◎日曜日は早朝診療に変更になることがあります

当院の新着情報ブログや公式ライン、Hamilza動物病院のFacebookページ等でご確認ください。
またグーグルカレンダーでも変更については記載しております。
※日曜だけ当日予約が難しい場合があります。

予約診療でお待たせしません
新型コロナの対策として完全予約制になっていますのでお気をつけください。
予約診療の時間は上記の通り設定しておりますが、手術が優先となるため、ご予約のお電話をいただいた際に、手術の終了予定時間をお知らせして、ご来院いただく時間を決めさせていただきます。
予約診療に変更したため、朝から麻酔して処置や手術もしています。
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当クリニックは、夜間の診療は行っておりません。診療時間外は、夜間救急動物病院をご利用ください。
その際は、必ず電話してから向かっていただくようお願いします。
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