当院では、基本的に来院していただき、
有料ですが、電話やネット診察もしております!
予約も、電話からネット診察まで広げました。
ソレは、私の処には、まだまだチョット数の少ない、歯や耳の治療をしている為か、東京や九州位から問い合わせがあるからです。
当院では、予約制にしたことで、朝から麻酔処置や手術していたり、15分から30分位の予約枠
で来院もしていただいており、お電話に出ることで、数少ないスタッフの手も止まるからでもあります。
スタッフへの問い合わせも同じで、対応している間、調剤や動物のお世話が出来なくなってしまいまうのです。
モチロン、飼い主さんの不安やお忙しさも判るのですが、やはり目の前で診て触る!
なら私の五感がフル活動するのですが、
お電話やメールで飼い主さんのフィルターを通してのお話しは、「大丈夫でしょう」の一言で、治療のチャンスを遅らせる可能性が大きく、
実際は言えたものでは、無いと思っています。
でも、今は24時間電話相談可能!なんて犬猫向けの獣医師ビジネスもありますね。
やったら?!と言われたこともありました。
なので、需要はあるのも判るのです。
昔、夜間救急動物病院がなかった時代は、
それに全部夜中も対応し、治療や手術もしていた時期もありました。
寝るのは、朝5時から2時間もない!
ナンテこともザラでした。
しかも、子育てしつつ^^;
アメリカでも、昔昔、私も子育て真っ最中のころ
歯科学会で子育て中の女性獣医師が
地方から、トレーニングに来ていて
夜中の緊急手術とかの時は、どうしてるの?
と聞くと、私の場合は、両親は遠くて無理で、義両親も来るのに1時間はかかったので、夜中は赤ちゃんの頃は、スタッフの誰かがおんぶして世話してくれたり、幼児期は安全確保してビデオ漬けにしていました。
昔みたいに、24時間保育所も無い時代でしたから。
そのアメリカ人獣医師は、祖父母がダメな時は、
入院の檻にいれておいた!と言う方もいて
「ナルホド、ソレなら安全は確保できるな」
と妙に感心したことを覚えています。
どの国でも、子育て中の預け先は特に緊急対応となると、大変だったなぁと、しみじみ。
今はもう、子育てからは卒業ですが、私は子育ての時程、沢山勉強して資格も取ったので、人って追い詰められると、色々出来るもんでもあるのかも知れませんが。
でも、当時は過労死した、元アメフトの部員だった後輩もおり、看護師さんに夜中に任せることも無理で、夜勤の交代獣医師など、基本居なかったので、良く生きてられたなぁと今はしみじみ思います。
でも、今は年齢もありますし、何より
色々な麻酔の体調変化に気が付いたり、色々な治療のアイデアを思いつくには、良く寝て
頭がクリア!が1番!と今はしみじみ感じています。
今は救急動物病院も昔と違って、ありますし、動物専用電話相談窓口も出来てる時代
スゴイですね!
私も、ホントは将来的には、メタバースとかで
日本だけでなく、世界中の方の相談に載って差し上げたいと思っています。
でも、それは当院で、他の獣医師が育てられてからと考えていますホントごめんなさいね!
今は、自分の仕事は運動して寝る時間をしっかり確保して、健康で頭をクリアでいさせること!と強く思っています。
うちのスタッフの愛ちゃんも、次の日に
大変な手術や処置がある日は、とにかく寝る!
と私と同じ考えだそうです。
電話やメールで
「それなら大丈夫ですよ!」と言ってあげたいのは、山々ですが、ホントごめんなさい!
スタッフ達にも、同じ考えを徹底していますので、基本予約して来院していただくことを
ぜひぜひ!お願いします。
診察は、同じ場所で
その子の状況を、浮きだたせて
五感で自分の経験と脳の記憶をフルに
使って考え感じる時間なのです
そして、私にもスタッフにも、時間は有限
どうぞ、遠方の方とかは、より大変だと思っておりますが、ご来院お願いします
その対応が、ペットの健康を守るのだから!
とスタッフ共々、考えていてのことなので
ご協力、よろしくお願い致します!
例えばこのシコリ
うーん、大丈夫と言うのにかなり迷います
飼い主さんが、シコリと言っても
そもそも、観察力や表現が、獣医学的にも統一されてないと、世間話になってしまうし、基本検査しないと先にはすすまなかったりします
ホントごめんなさい!